スラムダンク 第53話
『ゴリ負傷!絶体絶命!?』
前半15点差をつけられた湘北。
そんな中、流川は、強引とも思えるプレーで瞬く間に2ゴールを決め、追撃体勢に入る。
しかし赤木が足を負傷すると、大黒柱を失った湘北に不穏な空気が流れ始めた。
しかし代役として再投入された花道が気合の入ったプレーを展開、そして流川の活躍がどうにか状況を支える。
弱点を晒し、ベンチに下げられた花道。
その気持ちは穏やかじゃないでしょうね。
コートでは流川と清田が、どちらがNo. 1ルーキーかと火花を散らしていたけど、流川は興味ないみたい。
一方、この試合をずっと夢に見ていたキャプテン赤木は、闘志むき出しのリバウンドで戦ってたんだけど、
着地の瞬間に足首を負傷してしまい・・・
ここで大黒柱がいなくなったら、湘北はどうなってしまうんだろう。
彩子は医務室に行くよう勧めるんですが、赤木はテーピングでガチガチに固めてくれと、何がなんでも試合に出場する気でいるんですよ。
「いいからテーピングだ!」と。
精神的支柱を失った湘北は、完全に敗色の雰囲気が出始めて。
でも、この人だけはそうは思ってなかったんです。
その人とは湘北の流川、彼は全く諦めてなどなかった。
強引な個人技で少しずつ点差を縮めていくんです。
でも、1番の問題はディフェンス。
ゴール下での存在感から相手に自由にプレーさせてなかったんですから。
でも、赤木の気迫を感じ取った桜木が「ゴリが戻ってくるまでゴール下を死守する」と、意気込んでいました。
1年の頃から海南と戦うことを夢見てきて、ついにその夢が実現した赤木の思いを、こんなとこでついえさせたくなかったんでしょうね。
桜木も心に感じるところがあったみたいだね。
さぁ、赤木不在の湘北はどこまで海南と渡り合えるか。
第53話のスラムダンク語録
『やっと掴んだチャンスなんだ!』