ブライトン 0ー0 マンチェスターU
PK
(6-7)
日曜深夜に行われたFA杯準決勝。
準々決勝でフラムを下したユナイテッドは、決勝進出をかけて難敵ブライトンと対戦しました。
ユナイテッドは、マグワイアが出場停止のためSBのルーク・ショーがCBとして起用されました。
ご存知の通りCBはヴァランとマルティネスが、離脱中のためこのような苦肉の策に出るしかなかったんですよね~
今季、プレミアリーグでも好調なブライトンは、基本的にボール保持しながらゲームを進めていくチーム。
ビルドアップに長けていて、後方でボールを回しながら、相手がプレスにかけにくるのを待ち構えて、そこから一気に空いたスペースに大きく展開して、
攻めていくやり方なんですが、もしボールを奪われれば一気に相手の決定機となるだけに、非常にリスキーな戦術なんですが、
ブライトンの選手たちは、自信を持って回してるので、このやり方がよくハマっているんですよね。
この戦術をチームに完全に落とし込んだ、デ・ゼルビ監督は素晴らしいなと思います。
彼は、イタリアのグアルディオラと呼ばれてるらしいですからね。
我々、日本人としては三笘選手の活躍に期待していた人が多かったと思いますが、この試合ではユナイテッドのワンビサカとのマッチアップが非常に見応えがありました。
三笘選手は序盤から得意のドリブルで何度も仕掛ける場面がありましたね。
でも、すごかったのはワンビサカの守備。
三笘選手の背後から、素晴らしい身体能力でカバーしたシーンが幾度もありましたよね。
多分、三笘選手は、このワンビサカの対応に相当苦労したんじゃないですか?
ワンビサカは、攻撃面でも相手の寄せをしなやかに交わしていって、簡単に倒れず素晴らしい突破を見せていました。
ダロトやマラシアの加入で、序列がどんどん下がっていき、全く試合に出場できない時期もありましたが、よく腐らずトレーニングを続けて、
再び欠かせない存在となったので、その諦めない姿勢は素晴らしいです。
ボール保持率は、ブライトンの方が上回っていたと思いますが、GKデ・ヘアが幾度も好セーブを連発し、チームを救っていましたね。
ユナイテッドも、ボールを奪うと素早く手数をかけないで、カウンターを仕掛け右のアントニー、左のラッシュフォードが惜しいシュートを放っていた場面も、
時間の経過とともに増えてきました。
だから、やられっぱなしというわけではなかったんですよ。
どちらにも決定機はあったんですが、ゴールとまではいかず、スコアレスのまま延長戦へ。
ユナイテッドも、交対策をうまく使いながら、どうにかして得点を奪おうとしたんですが、ブライトンもタフなチームで、なかなか隙を見せてくれません。
結局、延長でも両チームゴールは生まれず、勝負の行方はPK戦へ。
先行はブライトン、ユナイテッドは後行でしたが、1人また1人と蹴る瞬間は、観ていて非常にドキドキしてしまい心臓に悪かったですよ(笑)
でも、どの選手もメンタルが強いというか、両チームみんなきっちりと決めるんですよね~
両チームとも5人成功し、サドンデスの6人目へ。
ここでも譲らず7人目、先行のブライトンが枠を外し、ユナイテッドは決めれば勝利!
キッカーはリンデレフ!
祈りながら観ていましたが、きっちりと決め長かった勝負の決着がやっとつきました!
ユナイテッド、苦しみましたが、決勝進出です!
ある程度苦しむことは予想してましたが、ここまで苦戦するとは・・
決勝は6月、同じウェンブリーで相手はマンチェスター・シティです。
決勝でマンチェスター・ダービーと最高のシチュエーションがととのいました。
相手にとって申し分ない!
是非とも今季2つ目のタイトルを獲ってほしいですね。