ジェフ千葉 1ー1 ファジアーノ岡山
土曜に行われたJ2第6節。
前節、好調な大分相手に完敗した千葉は、なんとか勝ち点3を獲るべく、これまた好調な岡山と対戦しました。
千葉は、GKの新井選手が負傷離脱から戻ってきましたね。
この守護神の復帰は大きいと思いますよ。
そして、トップには風間選手を起用してきましたね。
小林監督も、どういったシステム、どういった人選がベストか、色々と試しているところなんでしょう。
岡山に対しては、ものすごく相性の良い千葉。
今シーズン掲げてる前からの積極的なプレスが、この試合でも岡山を苦しめました。
攻撃面では、2列目の見木選手と田口選手のコンビに、サイドの日高選手らが絡んで、動きながらパスを繋いで行って、岡山の守備を崩そうとする姿勢が見られましたね。
ボールを奪われても、すぐスイッチを守備へと切り替え、ボールを奪いにいく姿勢は、岡山をとても苦しめていたと思います。
こういう形ではないでしょうかね、小林監督が目指している理想像というのは。
セットプレーでも風間選手が後方からドンピシャのヘディングで、ゴールまであと一歩というシーンもありましたし、右サイドの田中選手も積極的に中へ切り込んできて、ミドルシュートを打つといったシーンも見られました。
千葉が注意すべきは岡山のセットプレー。
ヒヤッとする場面は、何度かありましたがGK新井選手やDF陣が、決死のクリアでゴールを守っていました。
何がなんでもホーム、フクアリで初勝利を!という気持ちが伝わってきますね。
後半も、千葉が主導権を握って試合を進めていましたね。
そして、先手を取ることに成功!
見木選手と田口選手がワンツーで、ボールを動かすと、田口選手が前方へスルーパス!
裏へ抜け出た小森選手が、きっちりと決め千葉が欲しかった先制点を取りました!
田口選手のスルーパスは絶妙でしたね。
小森選手はこれでリーグ戦4ゴール目、頼りになるルーキーですね。
あとは、この1点を守り切るだけ・・・でしたが。
そう、理想通りにいかないのが今の千葉の現状。
千葉の右サイドをパスワークで崩され、最後は至近距離から強烈なシュートを決められてしまい、痛恨の失点><
先制した時は、この試合いけるかも!と期待を持たせてくれたんですが、現実は厳しいですね。
千葉の選手たちも最後まで諦めずに、何としても勝ち越しゴールを決めるべく奮闘しましたが、追加点は奪えず試合終了。
この試合も勝つことはできませんでした。
連敗はストップしたものの千葉は、これで5試合勝利から見放されています。
順位も20位まで落ちてしまい、かなり危機的状態です。
小林監督の理想とするサッカーは、少しずつ形になりつつも結果につなげることができません。
今は我慢の時期なんですかね?
早く勝ち点3が欲しいところです。
次節は金沢との試合。
向かい風を追い風に変えるべく、絶対に勝ちにいくぞ!