【映画】太陽は動かない
秘密組織に所属するエージェントの鷹野と相棒の田岡は、心臓に爆弾を埋め込まれてしまう。
24時間ごとに死の危険が迫る中、人類の未来を左右する次世代エネルギーに関する極秘情報の争奪戦が始まる。
各国のエージェントたちを相手にする二人に、次々と困難が降り掛かる。
この作品はAmazonプライム・ビデオで観ました。
鷹野と田岡の属する「AN通信」は表向きはニュース配信会社なのですが、本当の顔は国や企業などのあらゆる組織の機密情報を入手し売買する、産業スパイ組織なんです。
彼らには胸に爆弾が埋め込まれてあり、組織を裏切る事のないよう、24時間ごとに本部へ連絡をしなければいけないんです。
そうしないと胸の爆弾がカウントダウンを始め、爆死するという恐ろしい結末が待ってるんですよ。
一つのミッションが文字通り時間との勝負!
この作品では藤原竜也くんと竹内涼真くんのアクションシーンが、見どころの一つだと思います。
藤原竜也くんは「カイジ 」などの頭脳を働かせるシーンのイメージがあるんですが、アクションシーンも軽快にこなせるんですね。
特に相棒の田岡と橋げたから走行中の列車に飛び乗るシーンは見事でした!
確かあれはスタントなしで撮影されたんですよ。
身体張ってますね。
次世代エネルギー情報の争奪戦を、爆弾を体に入れた状態で、そして中国やブルガリアなど世界を股にかけた、瞬きを許さない展開の数々は興奮させられました!
ラストでは人質が監禁された船が少しずつ沈んでいく、予断を許さない展開の中、鎖で繋がれた田岡は助けにきた鷹野に
「行ってください鷹野さん。もういいです。こんな生活」と、まるで死を覚悟したようなことを言うんですが、鷹野は決して諦めることなく人質と田岡を無事に救出し、
大規模な情報争奪戦もひとときの終わりとなるんですよ。
疲れ切った田岡は「鷹野さん、死ぬの怖くないんですか?」と訊くと
「明日のことは考えなくていい。一日一日を生きるだけだ」と鷹野は答えるんですけど、
僕はその言葉が、すごく印象に残りました。
彼らにとって24時間が常に勝負の時間なんですね。