レグがトコシエコウの花吹雪を見た場所で、死者たちの名札が足元に大量に落ちていましたが、そのなかにシェルミという文字が意味ありげに描かれています。
そしてそのあとに暗闇の中での言葉でシェルミという人物には双子がいること、オーゼンと知り合いであろうことが明かされます。
シェルミという人物の返答がないことから、彼が生きているかも分かりませんが、シェルミと双子だという人物が慣れ果ての村の秘密や、アビスの2000年の周期と関わってきそうです。
どうやらオーゼンとシェルミの双子は博物館に行ったようで、彼女たちのもとへやってきたことがあるようです。彼らの正体については今後の展開を見守りましょう。
『メイドインアビス』をネタバレ考察15:ミーティは生きている?
メイドインアビス 6 (バンブーコミックス)
作者 | つくしあきひと |
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出版社 | 竹書房 |
出版日 | 2017年07月29日 |
慣れ果ての村にやって来たナナチに、カジャがあなたの価値は何だ、どういうものを価値としているか、と聞きます。
ミーティが価値のひとつだと答えたナナチに、カジャはそれは自分も欲しいと、彼女を知っているかのように話します。
「仮面の男が置いてったあたたかな呪いのかたまり」であり、「三賢のベラフ」が使っているという慣れ果ての村のミーティ。
かつて痛みで朦朧とした状態からリコが目を覚ました時、ミーティの存在を感じており、彼女とはまた会えるような気がすると言っていたことがありました。
アビスで生まれたリコ、アビスの呪いだけを一身に受けたミーティ、ここに自分の価値を明け渡し、住み着いている成れ果てたち……。彼らがどこかで意識が繋がっているかのような印象すら受けます。
ミーティに隠された秘密も成れ果ての村の秘密に関わってきそうです。