『メイドインアビス』をネタバレ考察5:ライザの封書 | 萌え(м・ω・ё)萌え

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ライザの白笛とともに見つかった遺物のなかにあった封書も重要な伏線のひとつです。そこには「奈落の底で待つ」という言葉が記されていました。

 

この他にもその封書にはところどころ異なるものの、レグに似た人物も描かれていました。

7層で出会い、試しに声をかけてみたものの、驚くべき跳躍力で逃げる「ヒトガタの影」と表現されています。

オーゼンは4層「巨人の盃」の奥にトコシエコウの群生地があり、そこにライザの墓があり、彼女の白笛を見つけたと言いました。そこはライザが好きだった場所で、信憑性がありそうなものの、そこには誰も埋まっていなかったと言います。

しかもその封書は彼女の筆跡ではなく、オーゼンはふざけてもそんなこと書かないだろうと言うのです。

 

このライザの封書に第三者が関わっていることは明らかですが、現在最も有力なのは記憶を失う前のレグではないでしょうか。ところどころで彼女との関わりが明かされ、オーゼンから「喋り方も体さばきもライザに似ていた」と言われているので密接な関わりがあったことが伺えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『メイドインアビス』をネタバレ考察6:リコの謎

 

アビスで生まれ、視力は正常なものの、ものを見る時に水晶版を通さねば頭痛が起こるというアビスの呪いを持っている主人公の少女リコ。しかし初めての探窟でかなり酔ったこともあり、アビスの呪いに強いというわけではないようです。

彼女は国からの特命で妊娠中でありながらもアビスに潜った時にライザから産み落とされました。それは10ヶ月にも及ぶ探窟で、他国の探窟隊とも争いが起こり、調査隊はほぼ全滅。リコの父親であるトーカもこの途中で命を落としています。

生まれた当初は息をしていなかったものの、オーゼンが呪い除けの籠に入れたことで、なぜか再び息を吹き返しました。その遺物に関してオーゼンの発言があります。

 

当時は呪い除けの籠に生物を入れると上昇負荷をかけずに上まで行かせることができると信じられていましたが、実際は呪いを受けるし、死にもするということ。

 

「ただ動き出す」ということがオーゼンによって判明します。では、今のリコはどういう存在なのでしょうか。

息を吹き返し、籠から出した途端にアビスの方へ這っていくということも伏線に繋がりそうです。ライザの封書に「奈落の底で待つ」ということが書いてあったこと、レグが初対面のリコを助けたこと、記憶を失う前のレグが慣れ果ての姫ファプタに最高の価値を持つものである「ハク」を連れてくると言ったということにもどこかで繋がってくるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『メイドインアビス』をネタバレ考察7:レグの正体【6巻新情報】

 

もうひとりの主人公であり、記憶を無くした奈落の至宝のロボットがレグです。彼の名前はリコが飼っていた犬の名前からつけられたのですが、記憶を失う前のレグもその名前だったそうです。これはライザとの関係に関わってきそうですね。

レグに関する伏線となりそうなものは、手のひらの石のようなものが埋まっていること、機械なのにへそや男性器があること、いくつも誰かが自分の中にいる感覚があり、その中の一人に支配された時にはボンドルドとやりあえるほどの力を発揮したこと、電気で動くものの、その威力は街全体を停電にさせるほど必要で、食事でも補給可能で電源というより力というものを概念的に吸い尽くしていること、ライザとの関係などです。

 

特にライザとの関係、レグの過去は物語の核に繋がるであろう重要なものになるでしょう。オーゼンがその体さばきなどが彼女に似ていると言ったことや、「度し難い」という口癖がライザがわがままが通らなかったときによく言っていたものであることなどが明かされています。

 

この他にも4巻では彼女と食事をしている記憶を夢で見たり、オーゼンが言っていたライザの墓のような場所の記憶も持っているレグ。

 

そこで彼はトコシエコウが咲く花畑にある墓標に「もう行くよ…ライザ…」と言っていることを思い出しました。目の前には無尽鎚(ブレイズリーブ)があり、手には何か石のようなものを持っていました。

この他にもオーゼンが「やはり探窟の技術は飲み込みが早かったね 色々思い出すまで行かせたくはなかったなァ…」と言っていることから、彼女とも繋がりがあるのかもしれません。存在自体が大きな謎であるレグの今後の情報を待ちましょう。