スパンだ | ブルースでモツ焼き

スパンだ

マディウォーターズがいるのに彼が1曲も歌っていないアルバムがある。The Blues is where it’s at というオーティス スパンのライブ。20歳の頃LPで買った大好きなLP。1966年のレコーディングでNYのグリニッジヴィレッジの「カフェ ア ゴーゴー」でのライブ。この日、スパンはマディバンドのメンバーやジョンリーフッカー達と演奏していた。そしてスパンがここでレコーディングするということがいつのまにか皆に知れ渡り、友人やらファンらで会場が一杯になってしまった。プロデュサーは「よし,,このリラックスした雰囲気の中でレコーディングしよう」ということでパーティーを開くことになる。ウィスキー、ジン、ウォッカなどが並び最高のテンションの中スパンは最高のブルースを披露。マディはスライド、ハープはジョージスミス、ギターはルーサージョンソン、ドラムはフランシスクレイ、ベースはマックアーノルド。鳥肌が立つような布陣。ふと見ると女性客が多いのにビールが並んでいない事に気づいたジョージスミスとルーサージョンソン。帰られては困るので二人は演奏そっちのけでビールを買いだしに外へ。。。名曲My home is on the deltaでハープとギターの音が無いのはこのためだ。なんとブルージーではないか。そしてマディは後輩スパンのために歌わずにスライドでのバックに徹っしたのである。残念ながらCD化はされていないようだ。ブルースでモツ焼き