マディとウルフ
またまたウルフの本の続き
- At Newport/Muddy Waters
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1953年、アリストクラットとチェスから次々とヒットを連発していたマディはシカゴに君臨していた。そして彼はシカゴの王座を20年に渡って奪い合う最大のライバルと出会うことになる。一方ウルフは新天地を求めてシカゴへ向かった。愛車デソートに乗り向かったのだ。夜行列車でもなくヒッチハイクでもない彼の車でだ。当時すでに彼は相当稼いでいたのだ。そしてシカゴに来た彼を迎えいれたのは、なんと、マディだったのだ。(この事実はこの本で初めて知った)まさか、このバカでかい親爺が後にマディの王座を揺さぶる存在になろうとは誰も思いはしなかっただろう。そして、親切なマディは自宅に彼を泊めてやり、自分のでているクラブにウルフを紹介して廻ったのだ。ウルフとマディのライブスタイルは全く異なっていた。王者マディは自分のバンドに前座ステージを任せておいて自分は客席で酒を飲みながらこれを楽しんだ。マディ曰く「彼等を育てるためには、俺抜きでどこまでできるかを客としてみてないとな」まさにマディ学校の校長なのだ。そしてこの偉大なる学校から偉大なるブルースマンが次々と誕生していくことになる。しかし、孤独なウルフは真逆であった。エンターテイメントに徹する彼は全てのことを自分が仕切った。前座もなにもなくいきなり全力投球だった。狼のごとく四つん這いで登場し、ギターを舐め、ハープを口の中にいれて吹き(ライスミラーから学んだかな?)あのダミ声で客を圧倒した。こうして史上最強の2人のブルースマンはしのぎを削ってゆくのだ。。鳥肌が立つほど凄い話だ。
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1953