アルバートの場合  キリングフロアーパート3 | ブルースでモツ焼き

アルバートの場合  キリングフロアーパート3

キリングフロアーをカバーした次なる偉大なるアーティストは「サウスポー・ミスター・ブルースパワー」アルバートキングだ。口の中一杯に肉を詰め込んだような宍戸丈のような頬、そこからくるところのあのディープボイス、サウスポーならではの1弦の豪快なダウンチョーキング、たった3,4箇所のポジショニングで展開する

絶妙なブルースフィーリング、すすり泣くかのようなビヴラート、あたかもエリックゲイルの如く1音聞いただけで「あっアルバートだ」とわかってしまう圧倒的オリジナリティー。酔ったオッサンのように踊る度に左右に揺れる巨体、そしてもちろんトレードマークはギブソンフライングVと口にくわえたパイプ。

こんなに絵になる人は滅多にいない。いないのだ!!!!

これでいいのだ。

名門スタックスレーベルからのリリース「イヤーズ ゴン バイ」。プロデュースとアレンジャーをあのアルジャクソンが担当という傑作アルバム。ここに収録されたこの「キリングフロアー」はいかにもスタックスらしいシンプルタイトかつアーシーなサウンドに溢れている。原曲に忠実な展開で始まる名曲キリングフロアー。アルバートの親父は渋く感情を抑え込むようにいぶし銀の如くボーカルをぶちかます。

鳥肌!!!鳥肌!!!!!!

やはりアルバートなのだ。これでいいのだ。チューニングなんて多少狂ってもいいのだ。ジミヘンだってそうだったのだ。偉大なブルースマンには楽譜もチューニングも次元を超えてるのだ。うむ。これでいいのだ。

西から昇ったお日様は東に沈むのだ!!!!!!!!!