この曲は、ガーシュインが1924年に作ったものです。

アメリカで新しく生まれた音楽としてジャズがあります。一般的にはクラシック音楽とジャズは切り離して語られるものですが、アメリカの近代音楽について考えた場合、このジャズ(最初期のディキシーランド・ジャズやスウィング・ジャズ)と、クラシック音楽を融合させた作曲家としてジョージ・ガーシュウィンが挙げられます。

ガーシュウィンはクラシック音楽の作曲にも取り組み、1924年「ラプソディー・イン・ブルー」を発表し、アメリカ音楽のジャズとヨーロッパ音楽のクラシックを融合させた新しい作品として世界的に高く評価されました。そして、この音楽を「シンフォニック・ジャズ」と呼び、この曲はその代表作品ということになりました。

「シンフォニック・ジャズ」というのは、ジャズとクラシック音楽の融合された音楽ということなので、クラシック音楽とジャズの双方に存在するカテゴリーということになりますが、ジャズの要素が入っているということで、アメリカ的な香りを感じさせる芸術音楽として扱われています。

「ラプソディ・イン・ブルー」はピアノ独奏と管弦楽のための作品で、ピアノソロが入るため、一種のピアノ協奏曲風な雰囲気もあります。ただし、オーケストレーションはファーディ・グローフェの手によるものでした。ガーシュウィンはオーケストレーションを自分の力でできなかったことをひどく気にしていたようで、ラヴェル、ストラビンスキーなどに教えを請うことまで考えて、師事を申し込みますが、ラヴェルには「既に一流のガーシュウィンなのに、二流のラヴェルになる必要はないでしょう」と言われ、ストラヴィンスキーには自分より収入が格段に多いということで相手にされなかったといいます。ほかにも師事を仰ぎましたが、みんな断られたようです。
 そこで、ガーシュウィンはオーケストレーションを独学で学び、後に「ピアノ協奏曲へ長調」などの傑作を残しました。

 

最初は、特殊管のトランペット(ピッコロ)を使っての演奏。

 

2つ目も同じ人です。ブランドン・リドヌール、カナディアンブラスのメンバーです。

 

ロシアの名トランぺッター、ツモフォイ・ドクシチェル。覚えにくい(笑)

 

これもですけど、ピッコロや特殊管使わずに普通のB♭管使ってますね。この人の演奏は、高校生のころ、はまって聞いてましたね。

 

この人、特殊管使ってますね。C管かな?

 

お次はセルゲイ・ナカリャコフ。若いなあ。

 

前のクリップとあまり変わらないですね。これも20歳前後でしょうね。

 

珍しいナカリャコフの動画。もう青年ですね。どんなトランぺッターに落ち着くんでしょうね?

 

この人もC管かな?

 

出ましたジャズ界からアル・ハート。この人は、ほんとテクニシャンですよね。

 

この演奏、ビッグバンドでやるとこうなるよの見本ですね。

 

この曲、頭の部分は、リップシェイク1発で決めないといけないから難しいですよね。

 

今日はこの辺で。ではでは・・・。

 

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