パン作り講座は順調に進んだ。パンを作るにはこねる、発酵、形成、焼くという工程がある。全部を通してやると時間はかかるが、この時の私にはちょうど良かった。他の事を考えずに夢中になってできる。パンができたら子どもも喜んで食べてくれ、次は何作ってるのー?と興味を持ってくれた。前よりは家の中の雰囲気も良くなった気がしていた![]()
子どもは学校に行けなくなってしばらく勉強はしていなかった。好きなゲームをやったり本や漫画を読んだりしていた。
私はこれからどうしていけば良いのだろう、このままゆっくり過ごしていれば子どもは元気になって学校に行くのだろか、あまり考えないようにしていたが、それは無理だった。焦ってもいた。相談するにも誰に相談する?毎日モヤモヤしながら色んな情報を探していた。
そんな時、支援級の事を思い出して調べてみた。どうやら支援級にはみんなで野菜を育てている畑があるらしい。学校によって違うと思うが、子どもの通う学校には畑作業や支援級だけの行事などもあるようだ![]()
私の実家には畑があり、子どもは時々畑を見に行き、野菜がどうやって育つのか興味があるようだったので、支援級の畑の事を子どもに話してみた。
その時は、ふーん、と反応は薄かったが、とりあえず担任の先生に支援級の事について聞いてみることにした。