日本語には、同じ意味でも表現方法が違う言葉があります。
例えば、
妻=女房
夫=旦那
これらは同じ意味でも使い方にちょっと差が出るでしょうか。
妻や夫の方がかしこまった感じがするので、目上の人や失礼の許されない場合に使いますかね。
逆に友達などと話すときは、女房や旦那の方がくだけた感じがして会話も弾むかもしれません。
これらはどちらも配偶者を示す言葉ですが、妻でも女房でも、その人間性に差を生むものではありません。
しかし中には、印象が大きく変わってしまう言葉もあります。
首切り=リストラ
少女売春=援助交際
これらは同じ意味でも、後者の方がなんとなく軽く聞こえます。
例えばニュースで、
「大手製造会社が1万人の首切りを行いました。」
と言えば、『どんだけ無能な経営陣だ?』という印象を受けますが、
「大手製造会社が1万人のリストラを行いました。」
こういうと、『まあ不況の世の中だし、会社も生き残るには大変だな~』なんてニュアンスにも捉えられます。
「アタシ今月ピンチだから~、援助相手でも捜そっかな~」
なんて言えば、お互いの利害関係が一致してる取引にすら聞こえませんか?
「アタシ今月ピンチだから~、売春しよっかな~」
なんて声が聞こえたら、夜回り先生とか金八先生とか金ピカ先生とか飛んできてブン殴られますよ。
最後の人はちょっと違う気もしますが。
同じ意味でも随分と受ける印象が違うものです。
こう言った言い回しによる印象の違いは、時々問題視する声も聞かれます。
最近ニュースでは「強姦」って言わなくなりましたよね。
「○○容疑者は、電車内で乗客の女性に強姦を働いたもようです。」
「○○容疑者は、電車内で乗客の女性に婦女暴行を働いたもようです。」
強姦って聞けば、『もう無裁判で死刑でいいんじゃねえ?』って気もしますが、婦女暴行ならちょっとしたDVか?ってくらいなもんですよ。
いや、DVも最悪ですけどね。
DVこそ婦女暴行って言葉くらいがいいかもしれないですね。
そこで、草彅剛の事件ですよ。
前に書きましたが、事件ってほどの事件じゃないです。
なのにマスコミが面白おかしく騒ぎ立てるもんだから大問題みたいになっちゃいました。
これこそ表現次第だと思うんですよ。
「本日未明、都内の公園でアイドルグループ『SMAP』の草彅メンバーが、全裸で奇声を発するなどし、さらに通報により駆けつけた警官に暴行を働きました。草彅メンバーは泥酔していたものとみられています。」
わざわざこんな重苦しい言い方するから、大問題起こしたように聞こえるんです。
ここは、「全裸」と「泥酔」を言い換えて見ましょう。
「本日未明、都内の公園でアイドルグループ『SMAP』の草彅メンバーが、生まれたままの姿で奇声を発するなどし、さらに通報により駆けつけた警官に暴行を働きました。草彅メンバーは自分を見失っていたものとみられています。」
うんうん、だいぶ文学的になってきましたwww
しかしまだ重いので、「奇声」、「暴行」を変換してみます。
「本日未明、都内の公園でアイドルグループ『SMAP』の草彅メンバーが、生まれたままの姿で心の叫びを解放するなどし、さらに通報により駆けつけた警官とこぶしで語り合いました。草彅メンバーは自分を見失っていたものとみられています。」
どうです?
テレビに映し出される虚栄の自分に迷い、苦悩するアイドルの悲哀を感じるかのようですwww
駆けつけた警官も、話のわかるアニキのようにさえ聞こえますwww
草彅:「なんでみんな分かってくれないんだ!テレビに映る俺は俺じゃない!俺は誰でもない!俺でいたいんだーー!!」
警官:「どうしたツヨシ!ちっぽけなことグダグダ悩んでないで、この俺に本当のお前をさらけ出してみろ!」
草彅:「うるさい!俺のことなんて誰もわかっちゃいない!本当の俺は何も持ってない裸同然なんだ!裸で何が悪い!!」
警官:「どうしたツヨシ!かかってこい!俺が全てを受け止めてやるッ!」
この内容で映画一本撮れそうな勢いですが、悪ノリしすぎな気もしてきたんでここらでやめときますか。
なんにせよ、逮捕、家宅捜査、送検はやりすぎでしたね。
普通に保護して、キツめに説諭して帰しゃよかったのにねえ。
「そこまで言って委員会」では、赤坂署のスタンドプレーの可能性も言ってましたが、ムダに騒ぎを大きくしてしまったのは間違いないですね。
草彅剛には早く表舞台に復帰してもらいたいです。
追記
SMAPじゃない方のツヨポンさんも、応援してますんで頑張ってください。