正式には「風まかせ 新・諸国漫遊記」。通称「ショコマン」(業界では)。

土曜日のお昼に1990年から10年間に渡り放送された旅・グルメ番組。司会は生島ヒロシ、島崎俊郎、勝俣州和など。

「♪かーぜまかせー かーぜまかせぇ~↑ 」のテーマソングではじまり、旅人のVTRを中心に、スタジオでその報告・感想お届け、というスタイル。VTRのナレーションは同時期に「ちびまるこちゃん」のナレーションでブレイクしたキートン山田

VTRスタート時に出演者全員が人差し指を出して「新・諸国 漫遊記!」とくるくるまわすしぐさをするのがお決まりです。

レポーターが土地のひとたちとふれあいながらいろいろなスポットを旅するスタイルは今も「王様のブランチ」や「旅の香り」などにも見られますが、「一万円の旅」などの「黄金伝説」的な企画も数多くやっていました。

レポーターにはB21のミスターちんやラッシャー板前、松尾伴内、そして後期にはテレビでバカルディ(現さまぁ~ず)が見られる数少ない番組としても貴重でした。(「一万円の旅」は主に彼らの企画)。

芸人の旅にキートン山田のナレーションはとてもバランスがよく、ラストのシメが「明日行ってみたい」と思わせる、土曜の昼にうってつけの番組でした。

ちなみにテーマソングは坂上二郎さんが歌っておりました。