現在91歳で、まだまだ映画は撮り続けたいと意欲満々の
巨匠・市川崑
12月16日公開の「犬神家の一族」は、76年に監督した自身の作品を30年ぶりにリメイクしたもの。
主人公・金田一耕助は30年前と同じ石坂浩二さんが演じています。
(C)2006「犬神家の一族」製作委員会
前作を見た人には、懐かしく感じる点も多いでしょうか。
私は、前作をずっと見たいと思い続けていたのに、結局見ずに先にリメイク版を拝見。
いやぁ~、これが90歳の作品ですか!シンジラレナ~イ!
とても、面白かった。
昔風の映像と、謎解き・探偵というスタイルが逆に新鮮で、あえて?大げさなリアクションや、大女優の貫禄から、奥菜恵のきれっぷりまで、実に愉快に見れました
昔のと比較はできませんが、これはこれで面白い
ぜひ、市川崑って誰?っていうくらい若い人たちにも見て欲しいなぁ
(C)muchu-dok
映画祭には劇中の衣装で登場してくれた石坂さん。しかし、65歳には見えないよねシンジラレナ~イ!(本日2度目)
この右手に持っているトランク映画にも出てきますが、実はコレ、石坂さんの私物だそうです
かすれたステッカー、皮の傷み具合など、年季の入り方がカッコイイ!
ちなみに”一族”といえば、今話題のキムタクドラマ「華麗なる一族」
あの作品は、ドラマなのに、この映画以上に豪華なキャストですね~
それこそ、シンジラレナ~イ!!(もうええって?)
私、ドラマはほとんど見ませんが、あれは絶対見たい!
あれでキムタクは1回放送分のギャラが500万だそうな・・。
「HERO」も映画化ですってね。スゴイなキムタク。
「武士の一分」初登場一位おめでとう!
おうおう、話がズレたぜ
簡単に、犬神家のストーリーを・・
犬神財閥の創始者・犬神佐兵衛(仲代達矢)が永眠した。遺言状を管理する法律事務所の若林は、遺された遺言状が一族の不吉な争いの元凶となることを予期し、私立探偵・金田一耕助(石坂浩二)に調査を依頼。しかし、若林は金田一と会う直前に何者かに殺されてしまう・・・。
遺言状をめぐる争いに加わるのは、佐兵衛の腹違いの娘3人、松子(冨司純子)、竹子(松坂慶子)、梅子(萬田久子)、とそれぞれの息子、佐清(尾上菊之助)、佐武(葛山信吾)、佐智(池内万作)。そして、佐兵衛が世話になった恩人の孫娘・珠世(松嶋菜々子)
次々と、誰かが殺され、その謎が解き明かされていく中で、見えてくる犬神家の真実とは?醜い血の争いに金田一が挑む!