『リトル・ミス・サンシャイン』 | 夢中毒のすべて

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今年、最後に見る映画にふさわしい作品ですアップ


『リトル・ミス・サンシャイン』ヒマワリ


公開的にはお正月映画ですが、ギリギリ年内公開(12月23日)なので車


この作品、あと味がいい!

「あ~、おいしかった。最初、変なのもあったけど、色んな味楽しめたし、もうお腹いっぱいやわ。また来ような。」

って感じの映画お茶


えっ?分かりにくい?えっ


一言でいうと

心の向きがバラバラだったダメダメ家族が、色々なトラブルと失敗を繰り返しながら、また家族の大切さに気付いてゆく

というもの。




ストーリーは単純に言うと、娘のコンテストのため、アリゾナからカリフォルニアまでミニバスに乗り込んで家族全員で向かうというもの。まさしく珍道中


フーヴァー一家のダメダメぶりが秀逸流れ星それは、キャストの力と言えよう。

監督いわく「一見ファニーなんだけど、真実味のある役者が必要だった」

それで決まったこの配役グッド!


人生の勝ち負けにこだわる父ちゃん・・・・・・・・・・・・グレッグ・キニア

家族を支える男前なさっぱり母ちゃん・・・・・・・・・・・トニ・コレット

言いたい放題のヤク中じいちゃん・・・・・・・・・・・・・・アラン・アーキン

ゲイの恋人にフラれ自殺を図ったおじちゃん・・・・・スティーブ・カレル

沈黙の誓いでもう8ヶ月も喋っていない兄ちゃん・・・ポール・ダノ

ミスコンでクイーンを目指すダンス上手な末っ子・・・アビゲイル・ブレスリン


みんなそれぞれキャリアもあって昔から有名なんだけど、一流ではなくて、ちょっと地味。

そんな感じが、この負け組み家族の、ダルダルさにしっくりはまっている。

みんなムスっと自分勝手。でも、なんだかちゃんと家族してる。


それにはでも、あの黄色の「ミニバス」なくしては語れない絆なんですよね。

あの一体感は、なかなかわざと作る事はできないし。トラブルが結束を固めるいい例です。


今年の東京国際映画祭主演女優賞受賞のアビゲイルちゃん

ポスト、ダコタ・ファニング。でも夢は獣医わんわんのちびっ子女優。