白いラベルのマルジェラ MARGIELA | MUCHO dos 代官山物語

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白いラベルのマルジェラ MARGIELA

 

 

ファッション・ジャーナリストやバイヤーは、いつも新しいブランドを探しています。

洋服のラベルやタグを見て、デザイナーの名前やロゴから、そのブランドの趣味志向を探ります。

ベルギー出身のデザイナー、マルタン・マルジェラMartin Margielaは、何も無い白いラベルが特徴的でコンセプト・ストアも真っ白。背景が白いと陳列している服の色や素材の風合いが、はっきり分かります。

 

私は、パリの展示会場の近くにあるマルジェラのブティックで、美しい生地のWoolのパンタロンを買いました。

 

映画「マルジェラと私たちWe Margiela」では、パリコレの舞台裏で働くスタッフは、ボスと同じ白衣を着て目立っていました。

この映画を観ると、マルジェラの歴史を知ることができます。ビジネス・パートナーのジェニー・メイレンスの貢献によって、Martin Margielaは、グローバルで有名になった事が、関係者の証言から分かります。

 マルタン・マルジェラは、顔を見せない神秘的なアイコン、教祖の様でした。

ファッション・コンセプトを感覚的にアピールし、ヴィンテージ素材を使って、服をモダンにリフォームし、限られた資源を有効活用する、エコロジー・ブームの先駆けでした。

フランスの老舗メゾン・エルメスのデザイナー時代では、高品質なクラッシック・デザインで才能を発揮。

マルジェラのモダン・アートの様な作品展が、世界各地の美術館で開催されました。

 しかし、21世紀になりメゾン・マルジェラは、ジョン・ガリアーノ(クリスチャン・ディオールで活躍していた)がディレクターになってからは、自由な創作態度は同じでも、デザイン・チームの服は、違います。

 

現在、東京の恵比寿南にある白いブティックで、服やバッグを買う人達は、ブランドの歴史や生産地に興味はあるのでしょうか?そんな事に拘らない人が多いように、感じます。

さて、ファッション探偵は、使い捨てではなく永年着られ愛着が沸く洋服を求めて、世界の都市を歩き回っています。今、東京でファッションを見る所として、ここ代官山は復活しています。