今日はトラブルがあって多めの残業。
週末も、来週も、きっと多めの残業が
続きそうな予感。
そんな夜に一通のメールが。
娘のねいねいからだ。
「パパ、今日からやってみる。
自分のベッドで寝てみるね。」
生まれてからの8年間。
出張や旅行、泊まりの用事以外
彼女の寝顔は、いつもずっと、
僕の横にあった。
夜中に目が覚めた時、
天使のように見える穏やかな顔が
いつもそこにあった。
しかし、
今日からは、もうそこにいない。
しかも、突然の意思表示。
少しの覚悟さえもできていない。
がびーん。。
ともあれ、、子育てのゴールは
あくまでも、独り立ち。
それ以外のことは
独り立ちにまつわること。
独り立ちを構成すること。
僕が横にいなくても
僕がサポートしなくても
彼女が一人でできるようになる。
彼女が一人で生きていけるようになる。
そこがゴール。
したがって
「自分で寝る」 という宣言は、
独り立ちへの一歩。
とても素晴らしいこと。
ゴールに照らせば、いいことだ
というのは
頭では分かっている。
でも・・。
よく考えると、他にも見つかる。
・独りでバスに乗って出かける
・独りで買い物をする
・独りでお風呂に入る
これらも
もともと独りではできなかったこと。
でも、今はできる。
既に自分でやってる。
少しずつ
自然に
今は当たり前の光景が
変わっていく。
そこにあるものが
そこになくなる。
そこにいた人が
そこにいなくなる。
どんなに大切な人でも
いつかはいなくなる。
脱ぎ捨てられた服も
無造作に置かれた本の山も
元に戻せと何度言っても
置きっぱなしのカバンも
夕食後の食べかすも
開けっ放しのドアも
いつか
ぜんぶキレイに
元に戻る。
整う。
物音一つしない日が訪れる。
胸がきゅーんとなる。
さみしい。
さみしすぎる。
今日、帰るのいやだな。
独りで寝るの、さみしいな。
眠れるかな。
久しぶりに寝酒でもするかな。
あー、つらい。
いつかこうなることは分かっていたけど。。
そんな気持ちで家に帰る。
独りお風呂に入る。
髪を乾かす。
お茶を飲む。
ラジオを聴く。
ゆっくりくつろぐ。
リラックスする。
寝室に向う。
そして、とびらを開ける。
敷かれた布団に
もう彼女の姿はない。。
はずだったのに。
いた!
いないのかと思ったら
いるんかい!!
ズッコケたのもつかの間、
ホっと一息ついて、
ふとんから飛び出た
彼女の小さな手を
ぎゅっと、にぎる。
あったかい。
しあわせって、
きっと、こういうこと。
まだもう少し先かもしれないけど
いつか必ず隣にいなくなる日が来るのだから
些細なことは気にせずに
おだやかに、今日も小さな手を
ぎゅっと、にぎっていよう。
ぎゅっ。

最近片想いしていますか?
Thank you very MUCH!!