少し前のことです。


出社移動中。

ラッシュより少し遅めの時間。


とある都心の駅で、

エスカレーターに乗ってたら


目の前の女性の素敵なストールから

何かが垂れ下がっていた。



うーん、見覚えある。



どう見ても、上の下着不安




ファッションなのか?

若い方のファッションなのか?と

一瞬悩みましたが


ファッションだったら

「ファッションです!」で済む。


ファッションじゃなかったら、

恥ずかしい思いを

この先させずに済む。


…これは、言うしかない。




エスカレーターをのぼりきったところで

肩をちょんちょんと。



不思議そうに振り向く

めちゃくちゃ綺麗な女子。


メイクも、髪もとてもきれい。

その1点以外、完璧すぎる


これは彼女にとってもイレギュラーな

ことだと、確信しました。


なんとなく無言なまま、

そのぶら下がっているブツを

手繰り寄せてみせることで

認識してもらったら



「あ…すみませんー」。





わかるよ。



そういうとき、

「すみません」としか言えないよね。



だよね。


私も無言で、触って指摘したから

気持ち悪かったろう。




…きっと

後で感謝してくれたと思う。



そう思っとくよ不安



その日、この徳を積んだからか、

ちょっといいことがあった。

嬉しい。


あの女子と

皆さんに幸あれ。