靖国神社へ
参拝に行きました。
靖国神社。
もう日本国民には
説明不要の神社でありますが
戊辰戦争から大東亜戦争までの
英霊が祀ってあります。
吉田松陰 坂本龍馬
高杉晋作
ひめゆり隊から特攻隊の他
軍馬や軍用犬や伝書鳩などの
動物も像となって
功績をたたえられています。
参拝に行く前は
心がざわざわしてしまうかもしれない。
色んな念を感じてしまうかもしれない
と思っていましたが
それは杞憂でした。
拝殿を前に
礼をしてその先を見つめたら
まるで時が止まったかのような
まさに「凪」の世界でした。
本当に「凪」です。
その後遊就館へ向かいました。
1階は無料で
撮影可能です。
2階の常設展は
有料になっており
撮影可能な場所と
NGの場所があります。
以下2階の常設展での撮影。↓
(撮影できるのは
大型展示のみでした。)
人間魚雷の回天。
昔 この回天を題材にした
「出口のない海」という
映画を観たことがあります。
当時特攻隊は知っていましたが
その映画で初めて
人間魚雷があったことを
知りました。
その回天。
爆弾を抱え
目標艦船をめがけて
全速力で突っ込むのです。
(失敗しても脱出装置はなく
回収されない。)
艦上爆撃機
戦後ジャングルで発見され
日本に里帰りしたそうです。
小型特攻艇
こちらも敵艦に
体当たりする為に作られました。
大型展示以外には
戦死した方の遺品や
手紙の展示がありました。
これがもう涙なしでは
みられなかったです。
戦場から親へ宛てた手紙。
子供へ宛てた手紙。
恋人へ宛てた手紙。
数々の手紙。
そして遺品。
こちらの展示品を見ていた時
たくさんいたはずの
入館者の方々が
気がつけば
誰もいなくなっていて
私だけしかいませんでした。
その時もまるで
時が止まっているかのように
感じられました。
そして以前特攻隊の方の遺書で
ものすごく
心がひっぱられた遺書があって。
それが穴沢少尉が
婚約者の伊達千恵子さんに
宛てた手紙だったのです。
その穴沢少尉と伊達千恵子さんのお話の
「知覧からの手紙」
という本を読んだのですが
(千恵子さんが語った話を
水口文乃さんが
まとめられています。)
その穴沢少尉の軍服も
展示してありました。
戦死した方のお写真が
壁一面に貼ってあって
まだあどけない顔をした
男の子といってもいいような
年齢の方も多くいて
母になった今
我が子がお国の為に
死ぬしかない選択になって
そして亡骸もなく
戦死した知らせが届いたら。
想像しただけで
胸が張り裂けそうです。
遊就館の後は
靖国神社境内にある
靖国八千代食堂で
お食事しました。
知覧特攻隊の母と呼ばれた
鳥濱トメさんの作った
玉子丼を再現したという
玉子丼をいただきました。
(週2回知覧から
割り下が配送されているそうです。)
当時冨屋食堂で
使われていたお重が
飾られていました。
お味はトロッとした甘い玉子丼で
とても美味しかったです。
(うちの母の作る玉子丼の味に
似ていました。)
沖縄救出の為
連日特攻隊が飛び立って行き
多くの若者の尊い命が
失われました。
鳥濱トメさんは
その出撃前の隊員に
食糧難の中
自分の私財を投じて
食材を買い
玉子丼を
ふるまっていたそうです。
知覧にも必ず行きたいと
思っています。
その後お店を出て
鳥居で一礼して
駅に向かおうと歩いていた時
なんとなく後ろを振り返ってみたら
大村益次郎の銅像と本堂の方から
なんとも神々しい光が出ていました。
空が絵みたい。
ありがとうございました。
また伺います。
🌸🌸🌸🌸
靖国神社では
お守りを購入しました。
お土産にファイルと
靖国桜もなか
さくらチロリアン。
銀座空也のもなかは
美味しいですよね。
その空也監修の靖国桜もなか。
もなかの皮とあんこが
別々に入っていて
自分で挟んで食べられるように
なっています。
とっても美味しかったです。
娘が作ってくれました。
桜チロリアンも美味しかったです。
どちらも一瞬で無くなりました(笑)。
🌸🌸🌸
今回は私一人での参拝でしたが
次回は娘を連れて行きたいです。
ちなみにうちの夫は
軍人だった祖父から
名前をつけられたらしいのですが
靖国神社に関連する名前なのです。
夫の祖父も仲間達を失った経験から
色々思うことがあったのでしょうね。
今回靖国神社へ行き
色々な気づきがありました。
参拝して良かったです。