【スターキャスト】「イソンは最善だった」キムミョンスこと''エル''の夢①

まだまだイソン祭りは続きますねヽ(*'▽'*)ﾉ

貴重な殺陣や乗馬の練習写真がアップされて嬉しい

ここに、一人の少年がいます。 その少年には名も、夢もありませんでした。 身分が低いせいで苦しい毎日を送っていました。

賤民の身では何も出来ませんでした。 いいえ、何もやらせてもらえませんでした。 そのせいで、無実だった父の死も止められませんでした。

「正義？ 法律？ 
賤民の肩を持つ法律なんて、この世に存在しないんだよ」(イ・ソン)

ただ、人間らしく生きてみたかっただけなのに。 

そんな些細な願望が 

徐々に欲望へと変わり、

結局、爆走してしまいました。

このように複雑な「イ・ソン」というキャラクターを
INFINITEエルこと、キム・ミョンスが生み出しました。

これより、キム・ミョンスが紡ぐ＜君主＞の最後の物語をスターキャストがお届けします。

▶ イ・ソンになる

昨年の12月、エルはMBC-TV＜君主＞の撮影に向けて立ち殺陣(たて)の稽古を始めました。後半に登場する、堕落したイ・ソンを演じるために予め準備を始めたのです。

「殺陣の稽古は、真面目に」

「一振りで」

「相手を制圧」

イ・ソンになるまでの道のりは決して簡単ではありませんでした。 彼は殺陣の稽古と乗馬を同時に習い始めました。彼は習う時の姿勢が違います。 稽古が始まった瞬間、目つきが変わりました。

「さあ、出発しよう」

「稽古も本番と同じように」

「よくやったよ～」

技術的な鍛錬はここまで。 次はキャラクター分析です。 今回の作品は、心構えから違ったとのことです。

「時代劇初挑戦だったので、現場で稽古をしたり何かを学んではいけないと思いました。 予め、徹底的に「イ・ソン」になることを心掛けました」(エル)

▶ 偽物の王のプレッシャー

イ・ソンは決して簡単ではないキャラクターです。 子役から大人の役まで演じる必要があり、賤民から王になるまでの身分の変化も表現しなければなりませんでした。

「表情や言葉遣い、行動などのディティールにこだわりました。ドラマ＜太陽を抱く月＞や映画＜王になった男＞を観ながら研究しました」

特に、仮面を被っている時の演技に力を入れました。 仮面はイ・ソンにとって特別な存在でした。 賤民という身分を隠すための盾であり、欲望を表す道具でもありました。

「仮面を被っている時は眼差しと声が全部です。 その中で闇に染まったイ・ソンが見え隠れするので、表情よりは感情に充実しました」

▶ 闇に染まる

エルは話が進むにつれ、段々闇に染まっていきます。 欲望に捕らわれ、本物の「王」になろうとします。 そしていつの間にか段々視聴者も彼が演じる「イ・ソン」に引き込まれていきました。

愛する女性に対する

嫉妬と執着

ユ・スンホの死も

しっかり見届けました。 

②へ続く