今回が、上出長右衛門窯3部作の最終章です(勝手に3部作にしました)。
クタニシールのワークショップに始まり、金沢のPop-up Store訪問、
そしてまたワークショップへと戻ります。
と言っても、今回はシールじゃなくて、もう少し本格的。
当初8月は、実家に帰省予定だったので、9月の「染付入門」のみ
参加しようと思っていたのですが、帰省直前コロナ感染者が増加した為、
大事をとって両親のワクチン接種4回目が終了する9月中旬に帰省を延期。
突如、お盆に時間が出来たので、「型打入門」にも参加する事にしました
すると、金沢訪問を翌日に控えた長右衛門さんのインスタライブで
上出さんが「実は一人ぼっちの回があるので、お一人で来られる方は
是非お友達を誘ってきて下さい」と言うご発言。
もしや・・・
そう、その一人ぼっち回、見事にさっちん大当たり~
ご助言ありがとうございました~
でも、さっちん的には”ラッキー”だったと思うんです。
ゆっくり作業に没頭出来ますからね。
さ、師匠が2人もいらっしゃるので、早速始めましょう
素地を伸ばして、型打して、余分な素地を糸でカット。
作っているのは白狗向付。
足を付けるのが一番緊張したかもしれません。(師匠の手元ガン見)
なんとか形になりました。
以上が、型打入門。こちらの作品を素焼きしてもらって、9月に染付をします
何度も言ってますが、さっちん、絵を描くセンスと言うものが全くありません。
なのに、染付入門に参加しようとは、そもそもが間違っているんじゃないか、
と思いましたが、参加したい衝動が抑えられなかったんで、参加しました
9月、再び金沢長右衛門さんにて。
素焼きされた向付に、鉛筆で下書きをします。
奥に写っている小さなお茶碗に練習書きをして、いざお皿に。
顔の目とか口とか、チョンチョンって描くだけに見えますが、結構難しい
型打入門は工程が多いので時間がかかりましたが、染付入門は
デザインさえ決まっていれば、割りとあっと言う間に終了します。
今回はお一人様では無かったので、ご一緒だったお2人は
サラサラ~と湯呑にキレイな絵を書いて、1時間もしないうちに
帰って行かれました。さっちん、ストライプ描くだけにどんだけ
時間かかっとんね~ん、って一人焦りましたが、それでも楽しさの方が勝ってたな~。
という訳で、染付入門はここまで。
あとは、釉薬を掛けて焼いてもらい、お家に届くのを待つのみです。
そして10月、待望の向付けが届きました
あら~、染付の時はどんな色になるか想像も出来なかったけど、
素敵なお色に焼き上がっておりますぅ~
よぉく見ると、きっと師匠が窯に入れる前、薄い線を際立たせる為に
濃い色で縁取りしてくれたみたいです。お陰で、はっきりした
ストライプになっております。ありがとうございました
こんな仕上がりになるなんて、全然思わなかったな~
工芸って、深い
こうして、素人に工芸の楽しさ、素晴らしさを体験させてくれる場を
提供してくれた上出長右衛門窯の皆様、どうもありがとうございました。
ちなみに、工芸体験とは別に、追いクタニシールでマグもゲットしました。