家、家の中にも視点を変えれば面白いもの、たくさんある。
例えば太陽の光にさらされたまつ毛は虹色に見える、みかんの一粒の中に小さな気泡があっていろんな方向に傾けたら気泡はちゃんと、上に上にいく
オレンジの果汁の中で小さな透明の球体が動く
手を太陽にかざしてみたら、いつか誰かに教わった血潮が見えて、指の間が赤く染まってみえる
指で小さな穴を作って、そこから太陽をみたら、小さな穴の形通りの残像がショッキングピンクやエメラルドグリーンになって瞼の裏に残る。
部屋で身体を動かせば、さっき飲んだお茶が腹の中でジャポジャポ言うし、夕暮れの空は紫からオレンジの難しい色をしてこっちを2月19日の夕方に置いてけぼりにする
夜の準備なんて出来てないのにな。
このブログの一番古い記事で2009年、その頃の記事に「月も好きだけど太陽が好き」と書いてるのをみて「おっ」て思った。
私も月は好きだけど、太陽が好きだ。
ブログってのは何気にあん時も自分が生きてたんやな、ということが書き手にしたらリアリティを持ってわかるからいいものだな〜と思う。