約9ヶ月前に購入した今村昌弘先生の『でぃすぺる』を読了しました![!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/092.png)
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小学校最後の夏休みが終わった。小学校卒業まであと半年。
ユースケは、自分のオカルト趣味を壁新聞作りに注ぎ込むため、“掲示係”に立候補する。この地味で面倒だと思われている掲示係の人気は低い。これで思う存分怖い話を壁新聞に書ける!……はずだったが、なぜか学級委員長をやると思われたサツキも立候補する。
優等生のサツキが掲示係を選んだ理由は、去年亡くなった従姉のマリ姉にあった。
マリ姉は一年前の奥神祭りの前日、グラウンドの真ん中で死んでいた。現場に凶器はなく、うっすらと積もった雪には第一発見者以外の足跡は残されていなかった。犯人はまだ捕まっていない。
死の謎は『奥郷町の七不思議』に隠されているのか? 三人の“掲示係”が挑む小学校生活最後の謎。
こんな小学6年生でありたかった、という思いを掻き立てる傑作推理長編の誕生です。
と、言うことで、小学生の頃を確かに思い出せる序章からの謎を追うごとに増える謎、と、読んでいて止まらなくなる作品でした。
今、塾の先生をしているので、こういう主人公たちだと、親近感が沸きます
ストーリーを読み進めつつ、若さ故のエネルギーも感じれるこちらの作品。
出てくる様々な謎の伏線もきちんと回収されますが、ミステリと言うよりホラーだったので、そこはちょっぴり残念。
まぁ、ホラーな部分が解明されてしまったら、逆に怖いですね
夜中でできればその日のうちに読み終えたくて読んでしまったので、ホラー感が後を引き、結局寝付けませんでした
たまたま本を読んでいてこのブログを覗いた人がいればコメントくださいね