予期せぬ再開
忙しいときに限って
今しなくていい掃除をしたくなる
ベッドの下にミニアルバムを見つけた
中は見なくてもわかっているのに
何気なくひらいてしまった
その夜
夢の中で
別れたあなたとデートをした
なぜか私のうまれた田舎の公園で
あのころのまま
大好きな部分だけ
再現されているのがにくい
北風に太陽
冷たい風が吹くたびに
肩をすくめ
笑いながら顔をしかめ
高い声で笑う
元気だな
ほんとにいつも
恥ずかしい
こうなったらちょっとはなれて
歩いてやる
恥ずかしい
どうしてくれるんだよ
こっちまで笑ってた
奇術
ひらけごま
オレのココロ
三つ数えて眠くなれ
つかれた神経よ
おきまりの音楽にのって
からだを揺らし
誰かにもたれそのまま眠る
もう痛みは感じないだろう
その長い剣で
思い切りやるがいい
そんなものでは死にやしない
殺すのはその言葉
気がつかないだろうその言葉
バレンタイン
マシンガントークも
大きな身ぶり手ぶりも
いつもどおりのきみだね
笑いはじめたらとまらないのも
そして涙をながしてわらうのも
いつもどおりのきみだね
気づかないふりは
いつまですればいいかな
その口元についている
チョコレート
あなたの秘密
絶えないケンカ
届かない気持ちの山
棚に上げた自分のおこないは
どんなに重くも落ちてはこない
みごとに作り上げた頑丈な棚
不用意に置かれた枕元の携帯
寝顔のあなたを確認し
開いてそこで
私の寝顔に逢った
だから泣かないで
これから君が
くちにするすべてが真実になればいい
瞳をゆらし 声を 詰まらせ
どれだけ気持ちを募らせても
数センチ前の僕までとどかない
開放してあげよう
その嘘から
もう お行き
君が本来の高さで飛べる空に
