made in Watashi

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小さな香りの教室「花の香〜ka no ka〜を主催しています。伝統の香り「お香」、ハーブの「芳香蒸留水」、精油を使った「アロマクラフト」など、made in Watashi のオンリーワンの香りを生活に生かすお手伝いをします。お教室のことを始め、日々のあれこれを綴ります。

今日も一日 香りとともに心静かで自分らしい一日が過ごせますように。

義母が入院した病院は 義実家よりも近いので

比較的楽に行くことができた。

 

義理姉にも連絡し、お見舞いの仕方などを伝える。

病院は、相変わらずコロナ対策で、予約必須で人数制限も設けられている。

そんなに行かなくて済むことが、こんなにも楽だなんて

母が入院した時の心持ちとは雲泥の差だ。

申し訳ないが、私は心からありがとうと思っていた。

 

義母の転倒は、今回に限ったことではない。

骨折に至らなかっただけで、何度も室内で転んだりしていたようで

ヘルパーさんからしばしば 転んだらしい と連絡が入るようになっていた。

それでも大事にならなかったから、1人での暮らしを維持していたけれど

食事は、デイサービスと私たちが運ぶもので賄っていたし

お風呂はデイサービスで入っていたし

家では寝るだけの生活だった。

 

デイサービスがない日は、ベッドから出ないで、日がな寝ていた。

雨戸はいつの頃からか 開けなくなり、ずっと暗いまま。

昼も夜もない。

心にも体にも良いはずがない。

何を言っても聞かない。

認知も落ちていった。

 

そんな中での転倒による骨折。

もう、1人での暮らしをさせたくないし、私はもうこれ以上義母の暮らしを支えるのは辛かった。

 

週3日。

家と義実家を行き来し、義母の昼食と夕飯を用意して置いてくる。

そのうち月2日は、定期訪問の診察日。

朝の訪問予定時間に合わせて行かなくてはならないけれど

先生が実際に来るのは、いつになるかわからない。

診察を終えたら、薬をもらいに薬局に走り、処方されてる間に買い物を済ませる。

結局1日がかりになる。

それ以外に、何かあれば呼び出しがかかり、義実家に走ることになる。

 

去年一年間は、仕事と自分の母と実家のことをやりながらだった。

もう疲れてしまっていた。

 

義母には施設に入ってほしかった。

でも、私から夫には言えない。

 

そんな中、ケアマネージャーさんから、今後のことについて話がしたいと連絡が入った。