2023年12月
実家売却の手続きが全て終わり、ほっとしていたのも束の間…
義母の定期訪問診察の日のこと
朝、いつものように義実家に到着すると
ヘルパーさんが「転んで左の足が痛いと言って寝ています」と
言いながら出てきた．
またか…と思いながら居間に入ると
義母はベッドの中で、「寝てればすぐ治るから」と言っている。
折よく診察日なので、医師に診てもらえるのが救いだった。
医師が到着し、一通り説明をして診察をしてもらったところ
さほどの痛みも腫れもないとのことで
湿布が処方されて難なく終わった。
しかし甘かった。
翌日、翌々日と日が経つにつれて痛みがひどくなり
歩くこともままならなくなった。
心配したデイサービスのスタッフが、レントゲンを撮りに病院に連れて行ってくれた。
そこでは骨折などの異変は見つからなかったため、そのまま返されたが、
その数日後には起き上がることもできなくなってしまった。
ちょっと寝返りを打っただけで「痛い！」と悲鳴をあげるほどで、
流石の義母も私たちも、これはおかしいとなった。
再度、訪問診察の医師を呼び、見てもらったところ、
あまりの痛がりように、骨折の疑いということで、
受け入れ病院を探してもらい、救急車での搬送となった。
義母と2人、ピーポーピーポーと救急車に乗り
病院へと向かった。
診察とレントゲンの結果、恥骨坐骨骨折との診断が下りた。
そのまま入院。
正直ホッとした。
これでしばらく実家に通わなくて済む。
年末年始は入院したままだ。
義理姉家族との新年会も無くなるだろう。
本当の意味で、心も体も休めるかもしれない。