先日、自閉症スペクトラムのあるお子さんのお家にお邪魔してきました。
いつもは、言語訓練でお世話になっているのですが、今回は…アロマトリートメントを目的に伺いました。
幼い頃は、んーんー、や、喃語のような発声のみで…そうだなぁ…
小学校高学年から少しずつ言葉が出始めたんだったかな。
今でもそれほどでおしゃべりはたくさんしないので、お母様が、「喋るときに使う筋肉が固くなってると思う。お顔のマッサージをするのもいいかも!」と、見様見真似でお家でお顔のマッサージを始めたというのを聞いていました。
さらに、そのお母様から「ネットの記事で見たんですけど、発達障害の子どもにアロママッサージやってるんですって。感覚過敏のお子さんにもいいみたいです。昔、アロマセラピストやってらっしゃったセンセにぴったりなんじゃないかと!」
と、教えてくださって。
お母様が、マッサージ全くの我流でぜんぜんわかんない、とおっしゃっていたので、「あ、それじゃぁ私でよければ…簡単にしかできませんけど、お顔のトリートメント、何かお教えしましょうか」
ということで…
オイルを携えていってきました。
トリートメント用のオイルは、「マンダリン」「ブラックスプルース」「ラベンダー」。それぞれ、果実、木、花、をイメージしやすい、拒否感が出にくそうなものを選んでみました。
ここは、あえて数種類精油ブレンドしていません。あくまでシンプルに。
で、まずは、お母様のハンドマッサージを。どんなことやるのか見てもらいたいので。
で、次はお子さんの番。
3種類嗅いでもらって…もらって…て…
結果
ドレモイヤ
あれまー。予測はしていたとはいえ、マンダリンあたりは受け入れてくれると思ったんだけどなぁ〜。
現実はそんなに甘くない(笑)
なので、オイルなしでお子さんのお顔にふれながら、お母様にマッサージのコツを伝えるのみにとどまりました。
手のひらはやわらかく、ぐりぐりしない、喋るときに関わる筋をほぐす…など。
感覚過敏とアロマ。
感覚過敏とトリートメント。
今後、どこかでまたやれたらいいなぁ。
うまくはいかなかったけど、やっぱりアロマは楽しい。