お子さんと言語訓練をしていると、誤って覚えていることばがあります。日本語の音韻に対する認識が弱めのお子さんにはよくあることなのですが、訓練中、もう、くずおれずにはいられなくなった誤りがありまして。。。
トップ賞
「春になって、ほら、地面からでてくるやつあるやん(絵を見せながら)、これってさ、なによ」
「…たけし!!!」
←つくし、ですね
リズムで勝負で賞
「黄色いお花で、白い綿毛になって、ふわふわって種がとんでいくお花、なんだっけ」
「…たたんぽ!」
←たんぽぽ。うん。雰囲気は、、、出てる
ぱぴぷぺっぽー賞
「(たんぽぽの絵を見せて、ひとつひとつかなを指でおさえながら)た、ん、ぽ、ぽ。言ってみよっか」
「ぱ…ん…ぷ…ぷ?」
←かわいすぎて、机の上に崩れましたね、もう。
こういったお子さんは、ひらがなを覚えにくい傾向があります。音の認識がそもそもしっかりしづらいところに、一つの音に一つの文字を当てはめて覚えていくのは至難の技です。
なので、かわいらしい言い間違いの多いお子さんで、なかなか修正が効かなかった覚えがある場合は、ちょーーーーっと、ひらがな学習は時間をかけることになるかもしれません。
逆に、ひらがなが入ってきて、急に発音がしっかりしてくるお子さんもいますので、一概には言えませんけども
それが、子どもの力のユニークなところですよね。
ひとりひとり、育ちが違って、それでもみんな伸びていく。
いつもいつも感嘆させられます