人生最後に聴きたい音楽 | 無庵日録

人生最後に聴きたい音楽

2009・11・27  

 音楽の仲間と団欒の時、人生の最後に聴きたい音楽は

何だろうと話し合ったことがある。

 仲間は誰しも最後に何をしたいかを、好きな音楽を聴き

たいと思いこんでいるらしい。

 こういう話は妙に楽しい。最後に何を食べたいか、最後に

誰に会いたいかという話はしない。

 誰かがバッハのゴールトベルク変奏曲を聴こうと言った。

自分も、ふとそうかもしれないと思った。

 モーツアルトのハイドンセットや、グノーの聖チェチーリア

荘厳ミサ曲も聴いいておきたい。

 聴きたい音楽を全部聴いてからという声があった、自分も

そうだと思う。せめて10曲ぐらいは聴きたい。

 それにしても、これまで心惹かれたものは少なくないが、

クラシック音楽は特別だ。

 まだ知らない音楽がどれほどあることであろう。それに

してもバッハやモーツアルトの魅力はすごい。

 しかし、ベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲は聴きたく

ないのか問われると、やはり聴きたいと思う。