去年の後半あたりから人前で話をする仕事が急激に増加中です。

特に2月、3月は私にとって今後を左右しかねない大舞台(?)が待ち受けています。
今のうちにそのコンテンツを作ってしまおうと頑張っているものの、しばし現実逃避・・・。

何らかの「智恵」「知識」を人様にお伝えせねばならないのですが、これってよくよく考えたら「自分の中に蓄積されているモノ」をさらけ出す以外に他ならない訳で。

以前から「業務知識」を講義する機会は比較的あったものの、今回はある意味「生き様」を語らねばならないお題を与えられており、徹底的に自分と向き合わねばなりません。

これがなかなか・・・。
ヘアヌード写真を人前にさらされる様な気分であります。

誰の言葉か忘れましたが、「やればやるほど難しくなるのが、プロの仕事」とはよく言ったものです。

調べながら追加する知識にしても、ちゃんと咀嚼して消化していないと自分の言葉になりませんし、自分の言葉でないと人にはちゃんと伝わりません。

自分の生き様をさらけ出すことを生業にしているミュージシャンやアーティストは、やっぱり凄いです。
そこに人は感動するし、それが無いと感動は生みません。
彼らにしても「生き様をさらけ出している」自覚は後付けで、それが芽生えてから、プロフェッショナルとしての本当の葛藤がやってくるのかもしれませんね。

「さらけ出して終わり」では自己満足でしかなく、参加者にそこから何かを持って帰ってもらってこそプロの仕事。伝わらないと意味がありません。
そのためにも、自分の中身をギリギリまで絞り出す作業が必要なのです。

やはり「やればやるほど難しくなるのが。プロの仕事」ですね。

現実逃避はこれくらいにして、絞り出す作業に戻ります・・・。