脳卒中系のブログや日記はとても真面目です

発症後からリハビリの様子そしてその成果を見ることの

できる本当に真摯なものが多いです

当たり前ですよね みな真剣ですもの!

あたしも入院中は救われた一人ですしね
勿論 五年間のリハビリの様子を

あたしも綴っていくのですが現実は微妙です

だからこそ少し恥ずかしい事や

馬鹿なことも書いてみます
どんなふうに感じ どうなったのかを

正直に書くこともアリだと思うからです

アップ あたしの中性脂肪君を倒したたナイスなやつです

 そのお話し

 

あたしは大転倒以後も意識が

飛ぶこともなくこのあとの事も

ほぼ覚えております
この脳卒中ってやつは

意識が無くなったり

正常な判断ができなくなる

ケースも多いのです

ストレッチャーに乗せられた

あたしは慌ただしく

治療室に向かいます
え?こんなにスピード出して

運ぶわけ?などと

思いながらいると

看護師さん「お名前は?」
あたし  「むーさんです」
看護師さん「お歳は?」
あたし  「49才で~す」
看護師さん「ここがどこだかわかりますか~~」  
あたし  「◯☓病院で~す」

看護師さん 「先生!バイタル

               上230です!」
ドクター  「◯☓でとにかく下げるんだぁぁ」
あたし   「血圧高いですよぉ~ここで

         ◯☓先生に診てもらってます」
ドクター  「むーさんしゃべらないで!」
あたし   「生あくび出てきたし こりゃ脳出血ですかねぇ」
ドクター  「むーさんしゃべらないで!」
あたし   「了解です」

その後MRIという検査で またまた凄いスピードで移動

ドクター 「残念ですが脳出血が確認されました」
あたし  「宜しくお願い致します」
ドクター 「むーさんどこか脳外科をご存知ですか?」
あたし    「へ??」
ドクター 「当院には常勤の脳外科の担当医がいません
                場合によっては外科手術が必要になるのです」

 この病院は地元ではそこそこ大きく
 緊急外来もあり救急車も頻繁にきているのですが・・・

あたし「わかりませんのでお任せします」

         ・・・不安度大!
ドクター 「ではこちらで手配して緊急搬送いたしますね」

 

ここで ようやくタクシーを選択したのが
痛恨の一撃だったことを知るあたしでした。
 
生あくび(この病気の典型的な症状です)

も多くなりヤバさ急増中です・・・・
程なく救急車に乗せられて  (初体験です)
僅か10分もかからぬ病院に搬送されるのですが
救急車の中で状態は一気に悪化しました・・・
今までに記憶のないような

頭痛 すさまじい吐き気
「こりゃ本当にやばいかも・・・

  死んじゃうわけ??」

  とにかく痛いのです
もし健常な方でこの症状が出たら

迷うことな 即 救急車です!!

搬送先には既に看護師さんが

受入準備をされてて
「これで大丈夫ですからね!!」

「もう死にませんよ~」
なんと頼もしい言葉なんでしょうか!

天使の囁きとはこの事を言うのですね
激痛に耐えながら聞いた

この言葉は今も忘れられません
病院で「死」なんて言葉はと

思って来ていましたが
本当に一番癒された言葉でした

テレビなんかで見る

ストレッチャーから診察台に移すさいの
「1・2・3」って掛け声でやるのですが

まさかあたしが当事者になるとは・・・
これも聞いてはいたのですが 
診察台に寝かされると服は切られて

真っ裸になるんですね ^^;

先程の病院と同じように

色々聞かれましたが

もはや 激痛で答えるのも必死でした

あらためてMRI検査をして

体中に色んな器具のコード?を

取付られのですが
物凄い手際の良さでICUでの

治療が進んでいきました
降圧剤が効いてきたのでしょうか

程なくして頭痛からは開放されました

ドクター「もう少し様子を見て出血が

               止まらい場合は外科手術が必要です」
嫁君      「問題無いんでしょうか?助かりますか??」
あたし  心の中で 「嫁君すまんm(_ _)m」
ドクター 「命はもう大丈夫ですが手術には
                  意識障害が伴うかもしれません」
嫁君       「先生におまかせしますので・・・」
あたし    「先生 なるべく手術は無しでお願いを・・・・」
ドクター  「あ むーさん意識があったのだったね ははは」

って・・・私ずっと意識あり

看護師さんやドクターとも話してたやん トホホ 
少し離れたトコでも聞こえますがなー

どれくらい時間が経過したのか

わかりませんが外科手術をすることもなく

一般病棟に移る事ができました


まだまだ続きます