一年以上更新していない「etcギャラリー」、
カメさんムービーの続編ぽいもの作りました。
今回は、蝉。
猛暑の昼。
公園で夏撮りしていると、
木の下に、一匹の蝉が落ちていた。
ん?寿命で死んでる?
最初はそう思ったが、
よく見ると、羽根が破れているものの、
まだ生きて動いていた。
そして、その同じ場所、同じ木から、
また一匹の蝉がポトッと落ちてきた。
それも、羽化前の蝉が。
そんな二匹の蝉との、ある猛暑の昼の出来事…
*********
*********
この二匹の蝉、
蝉の習性だから…と言ってしまえば
それまでだが、
私は、ふと、この二匹の蝉から、
生への執着、生きるエネルギー、
上へ上へ(前へ前へ)と進む一生懸命さを
学んだ気がした。
-----
ざっと記しましたが、
「構図・創作フォト ギャラリー」サイトの方では、
これら二匹の蝉が木を登っていく
ショート映像も載せています。
ほんとにショートですが、
一生懸命登ろうとする姿、見てあげてください。
---------
この撮り、
名古屋に帰省した際に撮ったものだが、
東京の空に比べ、名古屋の空は青く、
雲の色も澄んだ青みがかって綺麗だなぁと感じる。
もちろん、東京にも空気が綺麗な場所があるし、
もっと自然豊かな場所は、もっと綺麗だろうけれど。
---------------------------
(0901追記)
今年は何だか、蝉に懐かれる??ようで、
また今日、蝉が寄って来た。
夏の暮れの空撮りをしていると、
足に何かがピタッ!とくっついた。
ん??と見てみると、
今度はひぐらしが、足にくっ付いていた。
きっと命は終わりに近づいているのだろう。
やはり羽根が破れている。
しかし、このまま足にくっ付けては動けないので、
また指に移らせ、
近くの木に乗せ、蚊から逃げて、その場を去った。
成虫になり、
ひと夏の限られた日だけを生きる蝉たち。
自然の摂理ではあるが、
こうして寄って来られると、少し切ない気持ちになる・・・
また来年、いっぱい鳴いてくれい。