正式に、「構図・創作フォト ギャラリー」に公開したので、
予告記事を新作紹介に更新します。
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ここしばらく、春や桜や自然ばかり作っていたので、
その反動からか、メカもの作りてぇ~となり、
そこで、光エフェクトや色効果を多様に用い、
以前に公開や販売しているCARフォトから
さらにフォトアート性を増して制作しました。
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まず、これら3枚、
昨年末の東京モーターショー撮りのものです。
さて、これら、
光や色、タッチ効果などを加えて作っていますが、
今回は、手を加える前、素の写真も載せてみます。
これらの構図フォトをベースに、
車やバイクといったメカものなら、
メカのカッコ良さ感をまずに、
停まっているけれど疾駆感を出したり、
車は顔があるので、
生き物(モンスター)的なイメージで作ってみたり、します。
こういったフォトアートの表現やアプローチは、
まだ様々あり得るので、
今後も、メカに限らず作っていこうと考えています。
ただ、私の場合、まったくの芸術というよりは、
これまでのクリエイター仕事からも
商業志向のクリエイターなので、
こういったフォトアートは、
例えばポスターや表紙などにも使えるフォトアートです。
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この制作中、GWになり、
愛知県は長久手にあるトヨタ博物館へ行き、撮ってきた。
→ トヨタ博物館WebSite
このトヨタ博物館には、
日本の往年の名車がたくさん展示されており、
外国車やクラシックカーも多く展示されている。
日本車の歴史に輝く名車でありスポーツカー、
トヨタ2000GTと、日産フェアレディZ432、
そして、「帰ってきたウルトラマン」で、
MATビーグルとして使われた
マツダのコスモスポーツをフォトアート化しました。
詳しくは、「構図・創作フォト ギャラリー」をご覧ください。
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車のカッコいいアングルについて少し。
車のカッコいい描き方やアングルは、
子供の頃に夢中になった
「サーキットの狼」(作:池沢さとし(現、早人師))から
まず知った。
この作品、初期は、漫画的な描き方の車であったが、
次第に画力も増してリアルタッチになり、
カッコいいアングルやパース、デフォルメのさせ方、
例えば、ロータスにしてもポルシェにしても、
このアングルから見るとカッコいい、
こういったデフォルメで描くとカッコいいなど、
車というものは、アングルやデフォルメのさせ方で
カッコ良くなる事を知り、とても刺激的だった。
その後、私は、
アニメーターやらゲームクリエイターやら、
その他の絵仕事やら行ってきたが、
サーキットの狼で知った車のカッコいい見せ方や
描き方は、それらの際に役立ってきた。
そして今、こうして車を撮り、フォトアートを作り、
「サーキットの狼」という原点の一つに戻った感じである。
だから、車を撮る時、フォトアートを作る時、
血が騒ぐというか、燃える。
この車、どのアングルから見るとカッコいいか。
どのアングルが魅力的か。
このアングルのフカンか、アオリか。
広角でパース効かすか。
そんな感じで、ついつい夢中になる。