朝礼の校長先生の話は嫌われる。
永いしおもしろくない。
体育座りのおしりは痛いし、床は冷たいし。
でもずっと記憶に残っているものもある。
一羽の鳥がいて、巣を作ろうと思う。
でも、いろいろ飛び回って暗くなってきたことだし、
明日にしようと思う。
明日になっても、また明日にしようと思う。
明日の明日になってもまた明日にしようと思う。
といった内容のものだった。
鮮明な記憶ではないが。
その鳥が今は巣を作っているかどうかはわからない。
最近よく思い出す。
まず、嫌なこと面倒なこと苦手なことから片付ける。
いつも心がけてはいるものの、後回しにしてしまうこともままある。
この話を思い出すということは心にやましいことがあるのだ。
さっさと忘れてしまおう。