ビクトリノックス アウトライダー NL 0.9023 です。
未使用 に近い 中古品 を入手しました。
海外カタログからの抜粋。 14機能有ります。
メーカー が 製造 を 終了 した、スライドロック式 の アウトライダー になります。
現在 製造中 のタイプ は ライナーロック式に変更されてます。
スライドロック は、メインブレードを展開すると自動で固定(ロックが掛かる)され 逆に収納する時は黄色丸の中の灰色ボタンを 赤矢印方向へスライドさせると刀身の固定が解除され 本体へ納められる機構です。
今回 なぜ入手したかと云うと、
この ビクトリノックス アウトライダー スライドロック タイプ が マレーシア 軍 で 採用 されているのを 知ったからですヨ。
こちらが 2009年に採用され マレーシア軍 Malaysian Armed Forces で使われてた アウトライダー です。
スケール ( グリップパネル )の柄 や 一部ツールに違い ( コルクスクリュー → プラスドライバー )が見られますネ。
グリップ中央には、 マレー語で マレーシア軍 を示す Angkatan Tentera Malaysia の語句が入ったマークがプリントされてますヨ。
本当は、軍支給 の 実物 が 欲しかったのですが 中々出物が無かったり、有っても高価だったり 何かと難しいので 雰囲気だけを味わうなら 比較的 安価 かつ 手に入り易い 市販品 の アウトライダー を入手したという訳です。
ただ、前の RangerGrip の 時にも書きましたが
その時の記事↓
純正 で付いてる 基本色の 赤グリップパネル が好きではないので・・・・
グリーン色 の スケール (樹脂ハンドル) へ交換 してみようと思います。
用意したのは、こちら。↑
Victorinox 製 スライドロック 式 の 交換用 111mm スケール 緑色 です。
日本では、この SCALE の事を 樹脂ハンドル 樹脂パネル なんて呼ばれてますよネ!?
早速 交換作業です。
本体から、 スケール収納ツール である ツースピック と ピンセット そして キーリングを外します。
コルクスクリュー を引き出して作業し易くし、片側ずつパネルを外して行きます。
両方 剥がすとこのような感じになります。
新しく付ける緑パネルを用意します。
赤の線で示した部分がパネルと本体を固定させる凹凸ユニットになります。
片側3か所にはめ込む部分が有るのが分かりますネ!!
こちらは反対側、ブレード の ロック を解除させる スライドボタン が付く方です。
交換前の本体に付いていた部品をそのまま移植します。
黄色丸のように スプリング を付け・・・・
スライドパーツ をハメ込みます。
ただ、本体へ装着する時この部分が外れやすいので 内側から鉄ヘラなどで固定させながら作業します。
手で はめ込むだけでは パネルが浮かないような 固定が出来ないので・・・
隙間無く密着させるのに ミニ万力 と 端革 を使います。
(本当は、専用の固定具が有るようですが持ってないので代用)
両側のパネルを仮付けしたら、先程の万力に(パネルに傷が付かないように)端革を挟み ナイフ本体 とパネルに隙間が生じ無いように ゆっくり締め付けて行きます。
(端革は別の用途で使用するかもしれないので、使い易いようには切ってませんゾ)
上手く交換出来ると こんな感じになります。
隙間 無くパネルが密着してるでしょ!!
最後に、最初に外した スケールツール類 と キーリング を元通り装着したら 作業完了です。
取り外した 赤パネルと装着完了した緑パネル。
ビクトリノックス スイスアーミーナイフ アウトライダー NL グリーン 0.9023.4
緑 ( OD ) 色になると 軍 で使用されてる 支給品 ぽく見えるでしょ!?
Scale Chenge した後は、スムーズに 各ツール が無理なく展開 出来る事を確認します。
反対側。
確か、スライドロック式 の アウトライダーは 赤の他に黒色も販売していましたが 緑色は無かったと記憶してます。
現在 販売中 の ライナーロック 式 の アウトライダー ( 0.8513 )では 赤色 黒色 の他 一部の地域(他国)で 緑色 も有るようですけど。
ただ、 ライナーロック の アウトライダー を 採用してる 軍隊 はまだ無いようなので そちらは入手しなくても良いかなと思ってます。
Victorinox Swiss Army Knife Outrider NL 0.9023.4
スケール交換 しただけでも、特別注文したような逸品感が出て愛着が増しますネ～!!