先週の土曜日(2018年1月6日) 浅草 都立産業貿易センター台東館の4~7階で行われた
新春! 第85回 ビクトリーショー へ行って来ました。
今回は、土日の二日間 開催されましたが 私は初日だけ行って来ましたヨ!!
あと、開場前の入場者待機列が7階のイベントフロアに設置された事で、冬場でも快適に並べましたネ。
ただ、毎回 入場券型のリストバンドを購入した時に渡される 出店案内図の入ったパンフレットが 土曜日には間に合わず、頂けなかったので 何階にどこが出店してるのかが分からず とても不便でしたナ~(日曜日は配られたようですけどネ!!)
仕方がないので、最下層の4階から上に登るように回ってみました。
まず気になったのが、東京キャロル さんの ブース です。
気さくな店長さんが昨年末に辞められたので、オーナー直々で出品されてましたヨ。
20×102mm弾 の スチール 空薬莢 が 300円 だったので1個入手。

購入時は汚れてましたが、帰ってから磨いたらキレイになりましたヨ。

比較のダミー弾は、AK47 などに使われる7.62x39mm弾 です。 弾頭が無いけど20mm弾って大きい!!
次は、購入したブース名は忘れましたが
ダミー の MK3A2 Offensive Hand Grenade です。

本体が木製?で作られている 一般に限定品と云われてるタイプです。 2000円
重さ 約330g

本体がプラ製の軽量タイプ(左)は持ってたのですが、軽すぎてリアル感が無いので 別バージョンのが欲しかったんですヨ。
これは比較的に重量があって良いのですけど、中華製のダミーグレネード全体に云えるのですが付いてる信管 が皆 同じ形状なんですよネ~


いわゆる、M18スモークグレネード などに使われてる M201A1 タイプ の フューズ が 他のどの ダミー手榴弾 (M26 やM67など)にも関係無く装着されちゃってます。

これが、 Fuze M201A1 です。(ネットから拝借した画像)

ダミー の セーフティレバー 上部 印字 は FUZE M201A2 になってますネ。
Mk3a2 グレネード の 信管は、 Fuze M206A2 なんですけど!!

これが 実物 の M206A2 信管 の形状と レバー上部の印字です。 (ネットから拝借した画像)
製造コストの問題も有るでしょうが、基本 手榴弾ごとに、信管の形状は違うので 手抜きしないで作って欲しいですよネ~

最後に入手したのが
サムズミリタリヤ の ブースで販売していた
サムズ オリジナル ダミー Mk2 手榴弾 です。 4000円
重量 約200g Sam's Militariya Original Dummy Mk2 Hand grenade

パッと見、良い感じのダミーなんですが・・・

ボディ は 実物 から 型取りした レジンキャスト製 らしいです。
ただ、実物 と云っても 本体 の文字 や数字 の刻印 から 元にしたのは 米軍 訓練用手榴弾 の M21 practice grenade のようで 本来 ボディは水色 ぽい色なのですが、このように つや消しのOD色に塗り戦闘用の実戦仕様品に似せて制作したようですネ。

それと、Mk2 手榴弾 には無いはずの変な セーフティクリップ が付いてました。
調べたら・・・

米軍 の 手榴弾 マニュアル に載ってましたヨ!!
これは、(あまり名前を聞かない) M68破片手榴弾 へ装着するための セーフティクリップ のようです。

これが M68手榴弾 です。
外観は M213 Fuze が使われてる M67破片手榴弾 に似ていますが M68 Hand Grenade には 起爆の際 不発を抑制するためにバックアップ機能がある信管 M217 Fuze が使用されてます。 信管の形状が独特ですナ~!!

安全クリップ は付いて無いですが 実物らしい M68 Hand Grenade の 写真
(ネットから拝借した画像)
話が脱線しましたが・・・
Mk2手榴弾 へ話題を戻すと

この ダミー手榴弾 に付けられた 信管 は、沖縄から仕入れたそうで 正確には Mk2 用ではなく 現用 アップル型 M69 訓練 手榴弾 用の M228 Fuze です。
実戦用とは違い 訓練用の信管は使用後、比較的 綺麗に残るので この使用済み信管が ダミー手榴弾 を作る時に良く使われるようですナ~
赤丸した セーフティクリップ を付ける溝の出っ張りがあるのがM69(M67)系の特徴。
ただ最低でも、白の矢印した部分まで削り取らないと Mk2用の信管ぽくならないんですけどネ~!!
なお、実物の Mk2 用のヒューズ と M67手榴弾 用 ヒューズ の ネジ径の大きさは、同じでは無いです。なので、この違信管を使ってMk2を再現してるのは私的には凄く胸糞が悪い行為ですヨ!!(怒)
あと、信管部と本体は ねじ込みではなく接着してあるので基本分離させる事は出来ないそうですゼ~


一応、 ストライカー は ライブ (作動)するので、発火前の位置に戻しながら 安全レバー で固定すれば再度 スプーン飛ばし ( セーフティレバー の開放)して遊べますヨ!!

このモデルで唯一?良いのは、この セーフティレバー です!!

最近では入手の難しい Mk2用 M204a1 or M205a1 Fuze のレバー形状を良く再現してますヨ。
(ただ レバー本体 に 実物 を示す 印字 や 刻印 等が無いので まぁ、おそらく模造品でしょうけどネ!!)
それと、値段ですが 店舗では税込4104円らしいので 4000円 だとやや安い感じがしましたが 実質 税引き前の定価は3,800円 なので、それを考えると 税金を乗せない イベントでの販売価格 としては あまり お得感は無いですナ~


こちらは、入場時 に コンバットマガジン の ブース で 配布していた物です。

表面にピンナップガールの描かれた 2018年のミニカレンダー と ナム戦 中に 米軍 が 現地の戦場 でバラ撒いていたのと同形、 コンバットマガジン 特製の デスカード レプリカ ですネ。
そう云えば、2018年 の 4月号 から コンバットマガジン誌 の大きさが 現在の B5判 から A4サイズ へ変更して販売されるそうですゾ~ 知らんけど

帰り際、いつも通り 笠俊商店 へ寄りましたが 特に変わった物は有りませんでしたので ばら売りしてる 米軍 シェルターハーフテント 用 の アルミペグ を 買って来ました。

未使用品で1本 100円 です。
1本から買えるので、破損や紛失時の補充には有難いですヨ!!

側面の刻印部 ALTRO U.S.
未使用 の 米軍 実物 ペグ の在庫は かなり減って来てるので、入手したい場合は 早めが良いでしょうネ!!