
9mm弾 の 空薬莢 が出て来ました。
たしか6~7年前に、オークションで落とした物のおまけとして1個付いてたやつだったと思います。
入手当時は、 米軍 M9 用の 9mmパラべラム 弾 薬莢 かなぁ?と考えてましたが

薬莢 の ヘッドマーク ( 刻印 ) を見たら・・・
自衛隊 で 9mm拳銃 などに使用している 9mm普通弾 だったようですネ~
J - A O
W 9 0
内容は、
J が JAPAN ( 日本 )
AO が 製造会社の 旭精機工業 ( 旭大隈工業 Asahi Okuma )
W が WEAPON ( 武器 ・ 弾薬 )
90 が 製造年
という事らしいですヨ!!
ただ、空薬莢 のままだと面白くないので 自衛隊 9mm普通弾 仕様の ダミーカート を 作成 してみようと思います。


まず、底部にある プライマー (雷管)を抜きます。

抜いた雷管
真中にハンマー痕が付いてるのが分かりますネ!?
プライマーの色は、銀色で上部回りに防湿剤らしき赤い塗料が塗られてるのが確認出来ます。
ダミーカートリッジ を作る場合、通常 使用済み雷管を抜かないのですが 今回はダミー雷管を付けるので取り外します。

次に、汚れていた本体を コンパウンドで磨きます。
因みに リロード弾を作る場合には、この時点辺りでリサイズ加工をするようですネ!?
というのは、弾丸を撃つと発射時の圧力によって薬莢がわずかに膨らむので (薬莢を)再利用する場合には、長さや横幅の補正形成が必須だからです。

この薬莢は真鍮製なので、磨くと金ピカの輝きになりますヨ~

内側中心に1個穴が開いてるので、ボクサー型の薬莢だと分かりますネ!!

これは、取り付ける ダミー 雷管 。
実物の未使用 PRIMER から 発火薬と発火金( anvil )を抜いたカップだけのものです。
薬莢に付いていたのと同じ、シルバー色の プライマー を使用。

今回は、この カップ に 先に抜いた使用済み 発火金 を入れます。
見えない所にもリアルさを求めるのとともに、万一 後でこの雷管を工具で抜く時 カップ本体へのキズ防止にもなるためです。
(火薬は入って無いから安全だヨ~)

ダミー雷管を入れた状態。 ヘッドスタンプ も映えますネ~!!

そして、最後に先端部へ 9mm FMJ ( フルメタルジャケット ) の 弾頭 を取り付けます。

バレット を付けて、空薬莢 から 9mmパラ 普通弾 の ダミーカート が出来ました~!!

被覆鋼弾 は 綺麗ですネ~


早速、タナカ 9mm拳銃 モデルガン の マガジンへ入れてみました!!
(9発ロードしてますが、一番上のが今回作ったダミーカートで、下8発は市販の9mmカートですヨ
)


雷管 に ファイアリングピン の 打刻跡 のある 9mmダミーカート だと 弾倉 に装填しても いかにも使用済み弾丸まる出しで、興醒めしちゃいますが 真っさらなプライマーが付いてるとやはり違いますナ~!!


Japan Self Defense Force 9mm para Headstamp
上手く出来ましたが、これ1発しか無いのは寂しい限りですゼ~
