米軍 PASGT フリッツヘルメット 用 ヘッドバンド | 無芯のブログ

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米軍 PASGT フリッツヘルメット 用の ヘッドバンド ( スエットバンド )です。
左が、前期タイプ で 右が 幅広になった 後期タイプ になります。
 
 
● 前期ヘッドバンド
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フリッツヘルメットが導入された当時に使われた前期タイプのヘッドバンドです。
本体には、1インチ( 約25mm )のナイロンストラップが使われ頭部に接する部分には皮が縫い付けられてます。
ヘルメット内部のサスペンション(ハンモック)へ装着するために、6個のメタルクリップが付属。
 
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印字の“ SML ”とは、ヘルメットサイズのS・M・Lの3サイズに対応しているという事です。
 
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ヘッドバンドの接続及びサイズ調整時に使われる金具。
 
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人体・頭部の肌へ接する部分に使われてる天然皮。
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ナイロンストラップと皮の間に、クッション代わりにか ベルクロのメスがストラップ側に 縫いこまれてます。
 
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ヘルメット の インナーサスペンション へ装着する時に使われる、メタルクリップ。
外れ防止用に、 ロックリング (黄色丸部分)が付いてます。
しかしながら、このリング取り付けには コツ がいるために、兵士達には不評だったみたいですナ~
 
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未開封の 前期ヘッドバンド に付いてる ラベル 。
NSN ( ナショナルストックナンバー )は、 8470-01-092-8493
 
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前期 フリッツヘルメット ・ マニュアル の ヘッドバンド が載ってるページ。
 
前期のヘッドバンドは、使用してると メタルクリップ部分が頭部へ食い込んで痛くなる事が兵士から多数報告されたようで、これが後期サスペンションと ヘッドバンドの変更へと繋がったと推測されます。
 
 
● 後期ヘッドバンド
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90年中頃?から使われ始めた後期サスペンションに対応するヘッドバンドです。
本体は、1.5インチ(約38mm)のナイロン製で前期よりも0.5インチ(約12mm)幅広になっており人体頭部へ接する部分には 人口皮が縫い付けられてます。
サスペンションへ装着する部分は、(前期のような)メタルクリップではなく“HOOK”と呼ばれる黒色ベルクロのオス6枚が付けられてます。
ヘッドバンド の サイズ は、SML が基本ですが より小さい XS や 大きい XL も有ります。
( XLサイズは、後期 から登場したようですヨ )
 
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後期タイプのサイズ調整には、 HOOK and  LOOP ( ベルクロ の オス と メス )が使われてます。
この スエットバンド は、金属アレルギー対策も考慮してか 基本的に 非金属素材で製造されてるようです。
 
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メタルクリップ から変更された サスペンション 固定用の“ HOOK ”
 
 
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本体のナイロンストラップと皮の間には、前期タイプと同じようにベルクロのメスが縫い付けられてますが、単にクッション代わりだけでなく、固定用の黒色 HOOK (左写真の黄色丸)をサスペンションの LOOP (右写真の黄色丸部分)に巻き付けた後、更にストラップ内側のLOOP (ベルクロ メス )に付けられ、簡単確実 な装着が可能となってます。
 
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未開封の 後期 ODヘッドバンド に付属してるラベル。
NSN ( ナショナルストックナンバー )が、 8470-01-442-1429 へ変わってますネ~!?
(以前紹介したACU迷彩用のFグリーン色ヘッドバンドの NSNは 8470-01-526-8463 でしたネ!?)
 
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後期 フリッツヘルメット ・ マニュアル のヘッドバンドが載ってるページです。
 
前期のサスペンションに後期のヘッドバンドを付けたり後期のサスペンションに前期のヘッドバンドを装着する事は出来ませんので、ヘッドバンドを入手される場合には、帽体にどのサスペンションが付いてるのか事前 確認する必要があります。
( ただし、サスペンション自体は 前・後期とも容易に相互交換出来ます)