中国人民解放軍 で使われた、極寒地用の水筒カバーです。

未確認ですが、 51式军用水壶包 と云うらしいです。

バラすとこんな感じ。
外カバーの他に、保温用のウール製覆いと謎のゴム製プレートが付いてます。

カバーの表と裏。
上部には中の水筒が凍りつかないように、厚地の蓋が付いてます。

外カバーの内側は、ラバーコーティングで 防水処理されてます。

上部の蓋内側に印字が有りましたが、何が書いてあるかは不鮮明で分からず。

ウール製の 内カバー。
天然ウールのようで、先端部に虫食いがありました~

内カバーの内側。 極寒地だと中国軍の金属むき出し水筒は一発で凍りついちゃうから 暖かいウール地が使われたんですかネ~!?

謎のゴムプレート(パッキン)。 内カバーに入ってましたが、何に使うか不明なパーツです。
51式だと、1951年の朝鮮戦争時代頃に使われたものですが、その時に使われた水筒が無いので “87军用水壶”を代用で入れてみます。

87军用水壶

内カバーに押し込み、外カバーの肩部分にある紐(黄色丸部分)で縛ります。
デザイン的に変わりが無いようで、87式水筒 でも入りました!!

ゴツくなりますが、これなら寒い場所でも凍らずに 飲めそうですネ!!