大きなニワトリとヤギの鳴き声に起こされる。
ほんま朝からニワトリはよく鳴くこと。
午前中はトゥルミのマーケットの日ということで行ってみる。
お土産、穀物、タバコ、赤土、アニマルと売ってるものはたくさん。
赤土を売っているのがここならではって感じかな。
ジンカよりも人も店?も少なめ。
午後からはいよいよハマル族の成人の儀式、牛飛びの儀式&鞭打ちの儀式へ。
この儀式について、私は大きな誤解をしていた。
牛飛び(ブルジャンプ)、鞭打ちともに成人した男性に対する儀式かと思いきや、鞭打ちは男性が女性に対して行う行為だったのだ(´・_・`)
ブルジャンプはまさに成人になろうとする人が行うもので、儀式中は真っ裸。それから2週間は草むらで生活するらしい。
2週間後にウィッパー(女性の求婚行動に対して鞭を打つ人)となって、打った女性の中から結婚相手を探すらしい。
鞭打ちは、女性からの求婚の行動に鞭打ちで返すというもので、鞭打ちされるほど女性にとっては喜ばしいということ。
そして打たれた傷があればあるほど魅力的だということ。
着いて早々、女性たちが鞭で打たれている。
背中には痛々しい傷がたくさん。
でもみんな、対象の男性がくると自ら鞭を持っていってアピールしてる。
そして叩いてもらった後に軽く会釈までする人も(O_O)
いや、ありえへん。相当痛いはずやのに。
どんな文化やねーん。
鞭も後で見たけどむっちゃしなるやつ。
分かるかな?このしなり具合。
しばらくすると男性のペイントが始まる。
ウィッパーだけ目のまわりにペイントを施す。
使うのは色粉がでる石。
やっとブルジャンプの会場へ移動。
今回のジャンパーから次のジャンパーへまずは伝統的な腰ベルト、木の棒を祈りながら送る。
この時点ですでにジャンパーは裸です。
そしてジャンプに使う牛を選んで並べる。
いよいよブルジャンプ開始!!
行ったきりかと思いきや、3往復くらいしてた。
意外と牛の数は少なく、あっさりと終わったブルジャンプ。
とりあえず、成人おめでとうございます。
もし失敗してたら一生お嫁さんがもらえないところやったらしい。
ほんまに成功してよかった、と他民族ながら思います。
ジンカに戻って、元のペンションに行ったが満室。
結局Goh Hotelに泊まることになったが、安い部屋は満室。
高い部屋はバスルーム付きでしかもホットシャワー。
なんとホットシャワーは7日前にアディスアババで浴びたぶり。
幸せやった~。