9月1日に新宿FACEで行われた新日本プロレスの「ライオンズゲート・プロジェクト3」のメインイベントでは、8月14日の両国大会に続き、新日本とノアの対抗戦10人タッグマッチが行われました。
なかでも激しくやりあったのが、柴田勝頼と潮崎豪。
試合後コメントで柴田勝頼は
「何か? 何もねえか? (潮崎選手と激しくやり合っていたが?)それがどうした? そんなの日常だよ、日常。潮崎、ひとつ言っておいてやろう。俺は逃げも隠れもしないからな。来るなら来いよ。やるのか? やらないのか? やれんのか? 潮崎。やるならやるぞ。(片言の日本語で)新日本は俺のホーム。だから、そっちいかない。以上」
と、潮崎豪を挑発。
両者の対戦(シングルマッチ)の機運が、一気に盛り上がりました。
実は両者の接点は11年前にありました。
2005年12月4日のノア横浜文化大会。
潮崎豪は三沢光晴と組んで、柴田勝頼&KENTA組と対戦しました。
この時は、17分43秒、柴田勝頼が顔面蹴りからの片エビ固めで潮崎豪から3カウントを奪っています。
それ以来の因縁の決着は、潮崎豪が柴田勝頼のNEVER無差別級に挑戦ということになるのでしょうか。
ここにきて、丸藤正道がオカダカズチカのIWGPヘビーに挑戦、潮崎豪と柴田勝頼の因縁勃発と、一気に対抗戦ムードに突入した新日本プロレスとノア。
一方でノアでは、杉浦貴ののGHCヘビー級にマイバッハ谷口が挑むも失敗、次期挑戦者としてマサ北宮が名乗りをあげるも、杉浦貴に一蹴されました。
ところが昨日(9月4日)のノア長野大会メイン8人タッグマッチで、マサ北宮が杉浦貴から3カウントを奪うという大番狂わせが起きました。
これを受けて9月23日ノア後楽園大会にて、王者・杉浦貴にマサ北宮が挑戦するGHCヘビー級タイトル戦が決定しました。
IWGPヘビー、NEBAR無差別級、GHCヘビー、各王座戦線に注目していきたいです。
最後に、鈴木軍の鈴木みのるが、10月に英国遠征することになりました。
10月6〜8日の英国WCPWの試合に、エル・デスペラードとともに参戦します。
10月8日にはオカダカズチカが参戦するノアの後楽園ホール大会がありますが、鈴木みのるは欠場となります。
鈴木みのるとオカダカズチカの接近遭遇にも注目していたのですが、2人が顔を合わすのは、またの機会となりそうです。