今週は大寒波が来るそうで。。。
血圧４０の冷え性人間の僕にはもはや災害級です。
ホッカイロ常備建築士mu_miです(人´∀｀*).｡:ホクホク
さて今日のテーマは2世帯！！
頂いたご質問はこちら！！
「完全分離で上下分離の二世帯住宅を建てる予定なのですが、その際どういったことに気をつけて間取りを考えていけばいいのでしょうか？音や匂いの問題も心配です。」
水廻りは揃えると経済的
上下で2世帯の場合できれば水廻りは同じ場所に設けましょう！
2階の排水は配管を通して1階に流す必要があります。
同じ場所にしておけば、水に関わる設備が上下でコンパクトにまとまり
工事代はもちろん水道代、電気代も安くなります。
また、構造の面でも1階と2階の柱の位置がそろう割合（「直下率」と言います。）
が増えより地震に強い家にすることにもなりますv(´∀｀*v)
音は同じ間取なら気にならない
2世帯だとどうしても生活の音は気になります。
そんな時、一番良いのは1階も2階も同じ間取にしてあげることです。
これなら上の階ご飯を食べてたり、テレビで多少騒いでいても
下の階の人も同じ過ごし方をしているのであまりイライラしません。
先ほどの構造の話と同じように、同じ間取であれば
構造の強度は高まります！
さらに、もうひとつ。
2世帯住宅ならではの大きなメリットがあります。
次にその下の階に住むのはあなたです
若い夫婦も時が経てば老いがやってきます。
2世帯住宅には“世代交代の時”がやってきます。
今まで親世帯が使っていた1階は今度はあなたが使う番です。
その時のためにできるだけトリッキーな間取にはせず、誰もが当たり前に
使いやすい間取を心がけておくと世代を超えて家を受け継ぐことができます。
家としても、たくさんの家族に愛されて大切に使い続けてもらえることほど
幸せなことはないでしょう(´▽｀)
暮らしは玄関から分けておく
僕の実家が実はこのような間取なのですが、非常に良いなと感じています。
玄関が２つなので宅配や、町内のお知らせ、お客さんなども余計な取り次ぎをせず
2世帯が気兼ねなく暮らせます。
少しスペースを取ってしまいますが、できることなら玄関から暮らしを
分けておくと良いでしょう！
暮らした町の平和は何よりの宝物
おばあちゃんの部屋は町の様子が見えるような間取にしましょう！
年を取ると足も言うことを聞かなくなり、外出も難しくなります。
そんな時に幸せな気持ちにさせてくれるのが町の自然や人の姿です。
おばあちゃんの部屋の前は出来るだけ外の様子が見え、庭の緑が見える
一番日当りの良い部屋にしてあげましょう。
とーーーーーっても長い時間を過ごす場所ですから！
打ち合わせは必ず全員参加すべし！！
だいぶ記事が長くなってしまったのでカットしますが
僕は2世帯のお客さんで大失敗した経験があります(´＿｀｡)
打合せに来なかった親世帯の意見を汲み取れなかったことが原因でした。
それを防ぐためにも！！
ぜひ、全員で打ち合わせに行きましょう。
2世帯は子世帯夫婦が主導になりがちですが、全員がその家の主役です。
特に、世代が違うと価値観は全然異なります。
予定を合わせるのは大変かもしれませんが、最初の２〜３回だけでも
打ち合わせには全員参加し、意見を出しておきましょう！
絶対、良い暮らしに向かいます(￣▽+￣*)
まとめ
・間取（特に水廻りは）上下同じに
・世代交代しやすいシンプルな間取
・玄関は２つ設ける
・親の部屋は町が見えること
・打合せは全員参加すること
ちょっと、ボリュームいっぱいの記事になっちゃいました(・・；)
最後までありがとうございました（;´▽｀A``
ではでは
家建てようぜ！イエーーーイ！！
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