これまでのお話

黒猫しっぽ前回からの続き黒猫あたま

病院へ到着し、総合受付の女性へ
「事前に電話した」
「妊娠38w」
「破水したっぽい」
と伝え、診察券を渡す。

受付前の椅子で待つように言われ、夫と座って待つが受付した女性が産科に連絡する様子がない。

15分経っても何もない。
とりあえずおトイレに行ってみると、尿意はないのにまた液体がおしっこ並みにでる。
鮮血も混じった状態。

受付職員にイラッとし始める。
...と、やっと受付職員が産科へ電話し始める。
「お電話が事前にあったのかもしれませんが」と言っているのが聞こえ、『(電話)したって最初に言ったのにね』という気持ちで、夫と無言で目を合わせる。

電話が終わると、やっと受付職員から「お待たせしました、●階に行ってナースステーションへお声がけください」との指示あり。
ここまでで、病院到着から約20分も待たされた。


新型コロナの影響で夫は病棟に入れないとのことで、診察が終わるまで荷物と一緒に1階ロビーで待っておいてもらい、私1人で上がることに。

まず私は陣痛室に通され、NSTを40分装着する。
この時は、「このまま出産ってなった場合、休日診療と、さらに深夜加算とかが付いてお高くなるのかなぁ」と、呑気に考える余裕もあった。


NSTの後は診察室に案内され、内診台へ移動...となったが、下着を脱いだ瞬間にお股からポタポタ〜と。鮮血が数滴落ちました。
「ごめんなさい、汚しちゃいました」と申告のうえ、内診台へ。

「12時前に鮮血があり、排尿した後も尿意が無いのに液体が出る」
「12時45分に病院のトイレでもう一度出て、今さっきまたポタポタと」と伝える。

当直医による内診は、内診グリグリよりもちょっと弱めだが、しっかり奥までさわられた感触。
結果、
『破水してます』
『子宮口はまだ開いていない』
という診断。

てっきり試験薬などで羊水かチェックするのかと思ったのに、内診だけで破水と判断された。
これで入院決定。

夫に連絡して、入院になった旨と荷物の配達を依頼。
私は入院する病室へ移動。
看護師さんがエレベーターホールで荷物を夫から受け取って、病室まで届けて下さった。

この時点では、まだ生理1日目の鈍痛レベル。

【続く】