皆様、こんにちは。
国際イメージコンサルタント・印象学者のakoです。
2009年にアメリカでコンサルティング現場を見た時、
実は私はショックを受けました。笑
というのも、日本人のコンサルタントと、
アメリカ人のコンサルタントでは、
お客様との距離感の取り方や立場が全く違う為。
アメリカで得たものはスキルはもちろん大きいのですが、
それ以上に、その気づきが何よりの収穫で、
以来、米国スタイルでコンサルティングをしています。
実は、コンサルタントの姿勢だけでなく、
お客様のマインドも日本人と外国人とでは、
自分自身の捉え方もちょっと違うんですよ~。
というのも、私のコンサルティングはお客様主体。
外見だけでなく、内面を踏まえてご提案します。
その為、じっくり時間をかけカウンセリングをするのですが、
ここでの会話が日本と海外では大きく違うのです。
日本人の場合は、一重なのがコンプレックス
色黒なのがコンプレックスというように、
実は自己否定からのご相談が多いです。
目を大きく見せたい、色白に見せたいというように、
自分が持っていない物は自分の欠点、
だからそこを補わなくてはいけない。
と感じている方が非常に多いのです。
一方で、外国人のコンサルティングはというと真逆!
日本人だったら「目がコンプレックス」
と言うだろうなぁというような特徴の方が、
「一番好きなパーツは目です。」と答えます。
もちろん外国人でも日本人同様に、
もっと太ももが細かったら、二の腕が細かったら、
みたいなコンプレックスはありますから、
自分の全てが好きということではないんですよ。笑
でも「人との違い」=「自分の欠点」と捉える日本人、
「人との違い」=「自分の強み」と捉える外国人、
この傾向は本当に面白いくらい顕著で、
特に自己評価の温度差を感じることが多いです。
日本は伝統的に「出る杭は打たれる」国なので、
潜在意識の中で「人と同じ」が正解、
と思い込んでいる人が多いのも原因だと思います。
だから常に人基準で引き算するクセがついていて、
「人との違い」=「欠点」と思い込み、
それが自己評価になっている気がします。
更に言うと「謙遜の美徳」という価値観がある為、
「自分に自信がある」とか「自分が好き」
って聞くとナルシスト的なイメージで、
否定的な意味合いで使われることさえありますよね。笑
その為、日頃から長所より短所に目を向けがち。
でも人を基準に置く限り永遠に違いはあるので、
「人との違い」=「欠点」と捉えている限り、
どうしてもコンプレックスがつきまとうのでしょう。
一方で、自分を基準に考え足し算で考えると、
「人との違い」=「自分の強み」
自分の個性だと捉えるようになるのだと思います。
日本の場合は、スタート地点が「人と同じ」
同じであることが前提になっている為、
平均値から引き算をせざるを得ない状況。
海外の場合は、スタート地点が「人と違う」
違うことが前提になっているので、
単純に人との違いをプラスに捉えることができる。
そんな違いなのかもしれません。
でも人って見た目だけじゃなく中身もそうですけど、
どんなに頑張っても人との違いがありますからね。
というより、違って当たり前なわけです。
本来一律に比較をできるようなものでもないですよね。
だったら、自分の足りない所を補うことに力を注ぐより、
唯一無二の個性を自覚し、それを研ぐことに力を注いだ方が、
自分も楽な上に効果も大きいのは明らかです。
川の流れに逆らい泳ぐことに力を注ぐより、
川の流れを生かして泳いだ方が効率が良いのと同じ。
川の流れを生かしたら、それはもうぶっちぎりでしょう。
実はプロフィールでもご紹介していますが、
私自身「出る杭は打たれる」世の中のお陰で、
自分の個性が欠点だと思い込み、
消化試合のような人生を送って居た時期があります。
でもその日本独自の呪縛から解放された今、
欠点どころか最大の長所だと思えるようになり、
毎日が楽しくて仕方がなくなりました。
というわけで、お客様の個性発掘は、
引き算ではなく足し算で!がポリシー。
平均値を目指す限り、
永遠に無駄な呪縛からは開放されないから。笑
「akoさんに会うと、すごい褒めてもらえる」
と言って下さる方が多いのですが、
決してお世辞を言うことはないんですね~。
ただ私は「平均値」からの引き算ではなく、
完全なるゼロポジションでお客様を見ています。
「人との違い」は全て強みだと本気で捉えていて、
気付いたことは全てお伝えしています。
だから今まで言われたことがないような、
長所や強みを発掘してもらえた!
と言ってもらえるのかもしれません。
職業柄、最終的に個性の視覚化をしますが、
だからこそファッションやメイク等、
その場限りの美しさだけではなく、
個性診断を重視して進めるようにしています。
というわけで「人の違い」=「個性」が当たり前!
という価値観が日本に広まる日を目指し、
「出る杭もっと出ろ!」
をコンセプトに引き続きお仕事したいと思います。笑
そんな型破りなイメージコンサルティングですが、
自分の個性の開放にご興味をお持ちの方は、
また、個性的な世の中を作るのに私も貢献したい!
という方は、是非、以下も併せてご覧下さいませ。
イメージコンサルタント養成講座 ※残2席
締切り2017年2月11日(土)まであと7日!
【ライター紹介】
Mu:Design Asia Image Consulting (MAIC) 代表
国際イメージコンサルタント・印象学者ako
【ご案内】
10期生申込み締切:2017年2月11日(土)
※ファッションスタイリスト専攻 残席2となりました
2017年6月3日(土)4日(日)開催
お問い合わせ・取材のお申込みは以下へお願い致します。
mu.design.asia.sec@gmail.com
Mu:Design Asia Image Consulting事務局
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