日本の結婚式にもオススメの自由な儀式 | 印象学イメージコンサルティングで「あなたはあなたらしく。私はワタシらしく。」【東京(港区)】

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 皆様、こんにちは。国際イメージコンサルタント・印象学者のakoです。
今日も引き続きフィリピンでの挙式についてのお話です。
フィリピンの結婚式は本当に厳格です。と何度か書いた気がしますが、
それは挙式そのものに法律的な意味合いがあるからです。


印象学を使って、なりたい自分になろう!                               国際イメージコンサルタント ako  / Akiko Sarah Takata-Magno


日本と違って、書類にサインをすれば即日結婚できるわけではありません。
結婚する為の、結婚「許可証」を取得するだけでも大変!!

日本人の場合は、マニラの日本大使館へ二度足を運び独身証明書を発行してもらって、
さらにカウンセリングを2度受け、ようやく結婚許可証を「申請する権利」
が与えられます・・・・・・。

ここでようやく結婚許可証を申請できるようになり、
許可が下りたら結婚式が挙げられるという超~~~~複雑で厳重な制度になっています。


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というのも、フィリピンはカトリック国なのでそもそも離婚という制度がありません。
なので、簡単に結婚には辿り着けないようにもなっているんですね。
何かの勢いで決めた結婚だったら、確実にあの面倒な過程の中で気がつくはずですもの。笑

というわけで、結婚までも大変ですが、結婚式もまた当然厳格です。
日本であれば、結婚式に定型はあっても、法律的な縛りはないですよね。
でもフィリピンは、結婚式の内容にも縛りがあります。


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婚姻挙行担当官と呼ばれる人(神父、牧師、裁判官、市長など)が法律で定められており、
必ず彼らの立ち会いの下、結婚式を行わなくてはいけません。


婚姻挙行担当官の下行われた式後でないと「結婚」したという証明が発行されないので、
彼らの立ち会いがないと、たとえ結婚式を挙げたとしても無効!
法律上結婚したとは認められないのです。

日本のようにとりあえず籍だけ入れるというのは制度上不可能ですし、
挙式そのものが法的な意味合いを持っているので、やはり重みがありました。


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私たちの場合は、私が洗礼を受けていないのでChurch weddingができず、
Civil weddingだった為、婚姻挙行官は神父さんではなく裁判官。

日本の一般的な結婚式と同じように、リングの交換をしたり、
流れとしては教会の挙式と大きくは変わりませんが、
「私達の」結婚式ということを改めて感じられる式でした。

裁判官の方のお話も、シナリオを読むような単なるお決まりのセリフでは決してなくて、
私たち二人の出会いやお互いの思いなど、式直前のカウンセリング(これも義務)に基づき、
私達のエピソードを交えながら話をして下さったので、とっても心に響きました。

しかも女性裁判官!
フィリピンは学歴社会なので、学歴さえあれば女性はバリバリ働けます。
女性大統領が誕生するくらいの国ですからね~。


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ああやって、個人的なエピソードを交えた説教だと、列席者の方にとっても
きっと記憶に残るだろうなぁと思います。

特に私が結婚式で一番好きだったのは、vows ceremonyと言って、
誓いの言葉を自分の言葉で言うところ。
これは法律上の義務ではないのでスキップできるのですが、取り入れる人が多いそうです。

「はい、誓います。」というおなじみのセリフとは別に、
お互いに対する今の気持ちを、自分の言葉でお互いに誓います。


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実は、私も当日までこんな儀式があるのは知らなくて、ビックリ!
そんな珍しくて変わった事、もちろん私もやらないわけない!!笑
というわけで、私達も自分の言葉で誓う儀式を入れてもらいました。

実は挙式当日、40度近い熱を出していた私・・・・・・。
挙式の直後、実は病院へ行く羽目になる程のコンディションでした。


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写真を見ると超~元気そうなんですが、実はツバを飲み込めない程扁桃腺も腫れていて、
呼吸も危ないくらいでした・・・・・・。
なので、声は相当ひどかったと思うんですが、やっぱり一番思い出に残っているのがここです。

一生に一度のことだから、自分の言葉で誓うと言うのは思い出に残りますし、
改めて自分の気持ちを確認した気がします。

定型のセリフを読まされるのではなくて、自分の言葉で自分の気持ちを語るのは、
なんか私にはしっくり来ました。
自分らしい式ができたなぁと一番思える場面です。


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というわけで、日本でも人前式などで式をされる方には、
この自由型の誓いの儀式(笑)は絶対にオススメ♪

必ず良い思い出になるはずですから、これから結婚式をされるかたは是非!!
披露宴にあたるパーティについては、また改めてご紹介したいと思います。