皆様、こんにちは。国際イメージコンサルタント・印象学者のakoです。
最近ずっと私の挙式ネタが続いていますが、友人たちが楽しみに読んでいるので、
今日も引き続き、ご報告がてらフィリピンでの挙式についてのお話です。
「フィリピンで挙式をした。」と言うと、一番良く聞かれる質問が
「フィリピンの挙式ってどんな形式なの?」です。
今バリ島挙式とかタイ挙式とか、アジアの海外挙式も流行って来ているので、
あのイメージを想像される方が多いことが多いのですが、
フィリピン挙式は、あのイメージとはまた違うと思いますのでご紹介します。
元々フィリピンは、スペインの植民地時代、アメリカの植民地時代を経て独立しているので、
普段の生活を見ていても、スペインのカトリック文化とアメリカ文化の影響を強く受けている
と感じることが多くあります。
結婚手続きの複雑さに関して言えば、同じくカトリック国であるスペインと似たところがあり
(フィリピンは国民の90%以上がキリスト教徒で大半がローマ・カトリックです。)、
挙式そのものは、アメリカの影響が強いなぁという印象を受けました。
もちろん、フィリピンにもアメリカにも色々なスタイルがあるとは思いますが・・・・・・。
日本の挙式でもフラワーガールやリングボーイは見かけることがあると思いますが、
その他にも外国映画によく出て来る、entourageと呼ばれる人達がいます。
このentourageは本当に大事な役目なので、招待状にもずらーっと名前が載ります。
ちなみに、招待状は複数に渡っていて、これはその中の1枚です。
また招待状のお話は別の機会にしますね。
フラワーガールとリングボーイの名前もちゃんと載っています。
あとはブライズメイド(お揃いの色のドレスを着た新婦の世話役数人)
メイドオブオナー(新婦の世話人役の代表)
グルームズメン(ブライズメイドと同人数の新郎の世話役数人)
ベストマン(新郎の世話役の代表)などが登場します。
映画などでは良くみかける光景ですよね。
私たちの場合は、私が日本の友人を連れて行っていないので、
ブライズメイドとグルームズメンは省略させてもらい、
ベストマンを夫の親友に、メイドオブオナーを夫の妹にお願いしました。
ちなみに、ベストマンが着ている衣装は民族衣装のバロンタガログです。
カジュアルにノージャケットで来ちゃったわけじゃないんですよ。正装です。
パイナップルの繊維でできています。
夫の場合は、私がスタイリングをしたのでスーツスタイルでしたが、
新郎もこの民族衣装を着る人が多いみたいです。
でも若い人にはスーツの方が人気があり、民族衣装を着たがらないようで、
夫の兄弟もスーツ、列席者の中でもバロンタガログを着ていた人は少なかったです。
ちなみに、女性の場合は現代はあまり民族衣装は着ないみたいですね。
夫のお父様は民族衣装、お母様は民族衣装ではなく、やはりドレスでした。
ちょっと話がそれましたが、両親やentourageに選ばれた人たちは他の招待客とは扱いが違い、
実はこの人達もバージンロードを行進するんですよ!!
だから大行進!!大行列!!
特に私達の時は立会人2名必要なところをが8名お願いしたので、なおさら大行列。
最初にベストマン、新郎の両親、新郎、立会人、メイドオブオナー、フラワーガール・・・・・・
あれリングボーイはどこだっけ???
ちょっと順番忘れましたが、そんな感じで、とにかくentourage達の行進があり、
それが終わったところに、新婦が最後に登場。
一人でバージンロードを歩いていきます。
そうして定位置で新婦の家族が待っていて、家族と共にバージンロードを歩き、
新郎に引き継ぐという流れ。
これだけでも随分日本と違いますよね。
ちなみに、私がブライダルマーチに選んだ曲はこちら→ ★
この曲を聴きながら、自分がバージンロードを歩くところを想像してみて下さい。
私は最初にこれを聞いた時、鳥肌が立ちました。
当日もバージンロードを歩きながら、感動して大~泣き。
ぶっさいく~!!!笑
こんな不細工な泣き顔で歩いていた私・・・・・・。笑
でも今でもこの曲を聞くと、あの時の気持ちを思い出して、なんだか新鮮な気持ちになります。
また引き続き挙式の様子を書いていきたいと思います。