皆さま、こんにちは。東京もすっかり寒くなりましたね。
さて、本日は久々に私の専門であるイメージコンサルティングについてのお話です。 最近、徐々に私の職業であるイメージコンサルタントが日本でも知られるようになりました。嬉しい限りです♪しかし、まだ誤解されている点があると感じることが時々あるので、本日は少し解説をしたいと思いました。
まず一言!イメージコンサルタントは、魔法使いではありません。無理を可能にすることができるわけではありません。 人間が平均的に抱く「印象」を理論的に分析し、心理学や目の錯覚などをフル活用し、それをイメージ構築に使って仕事をしています。美容整形のように物理的に人を変身させることはできませんが、その人の体型の悩みをカモフラージュしたり、その人がなりたい自分に近づけるよう、他人が見た時のイメージを変えることができます。
太っている?
→より痩せているように見える色をご存知ですか?あるんですよ!
背が低い?
→より背が高く見える色のコーディネートをお教えしましょう。私も使ってます!!
胸が小さい?
→より胸が大きく見える洋服のシルエットがあります!!簡単です!
私はイメージコンサルタントですので、外科医のように物理的に皆さまのサイズを変えることはできませんが、希望の体型に「見せかける」ことはできます。 これは私に限らず、イメージコンサルタントにとっては朝メシ前!!誰でも知っている、驚くほど簡単なテクニックなのです。
ですが、いくらイメージを作るプロである私たちであっても、できないことがあります。それは、その人の目指すイメージのゴールと、その人が持っているこだわりが大きくズレている場合です。
例えば、「第一印象で暗い性格に思われるようなので、社交的に見せたいのです。」という人が居たとします。
私はイメージコンサルタントですから、その方がより社交的に見えるイメージに近づくための方法をご提案することができます。簡単です。洋服の色、洋服の形、ヘアメイク、コミュニケーション能力など色々な方法で社交的なイメージづくりが可能です。
ですが、その方が「でも洋服は毎日、全身黒を着たいんです。」というような場合、いくらイメージづくりのプロフェッショナルであるイメージコンサルタントであっても、ゴールへ到達させるのは難しいことです。
冒頭でもお話しましたように、イメージコンサルタントは魔法使いではないのです。人間が当たり前に感じる「印象」を分析し、心理学や目の錯覚を応用して、イメージを理論的に作っています。
「黒」という色は、色彩心理学でいうと「社交的」とは非常に遠い色。 もっとも遠いと言っても良い色だと思います。 そんな風にゴールとこだわりがずれている場合、これはイメージづくりのプロフェッショナルである私たちであっても両方の希望を叶えるのは非常に困難なのです。この場合、 色以外の要素を使ってどうにかならなくもないのですが、100%の結果は私はお約束できないと思います。
というわけで、こだわりを捨てろ!とは言いませんが、自分のイメージを変えたい方は、ご自身のこだわりを一度見直してみた方が良いかもしれません。
「彼氏ができない。」「人と話すのが苦手。」「近づきがたいと言われる。」
そんな人に限って、全身真っ黒の洋服が好きだったりします。
黒は孤立の色です。色が発するメッセージ以外の部分を使って、他でカバーする自信ありますか?
「子供っぽく見られる。」
そんな人に限って、全身パステルだったりします。
だってその色、ベビー服の色と同じじゃないですか?
「派手な性格に見られる。」「遊び人風に見える。」
そんな人に限って、原色のハイコントラストの洋服が好きだったりします。
目に入ってくる色が、どうみても清楚じゃないもの・・・・・・・・。
こんな人、沢山います。
「私のこだわりは何にも代えがたい!!人にどんな印象を持たれようが、私はこのこだわりを通します!」という方、それはそれで素晴らしいと思います。 私も物事にこだわりがある方なので、そういう方はそのままご自身の道を突き進んでほしいなぁなんて、個人的には思ったりもします。笑
でも「人に与えているイメージが自分のゴールと違う、できたらこのイメージ変えたいのに。」と感じた時、ご自身のこだわりを見直してみると良いかもしれません。
そして、「あれ?私のイメージが違うのは、もしかしたらこだわりのせいかも?何をしたら変われるの?」と思ったら、是非その時には私のイメージコンサルティングを受けにいらして下さいね。
より多くの方が、ご自身のゴールに近づけるよう、精一杯お手伝いしたいと思います。
Akiko TAKATA, AICI FLC
国際イメージコンサルタント協会認定コンサルタント
Mu:Design(イメージデザインスタジオ) ホームページはこちら↓
http://mu-design.net/index.html