ばしん!ばん!どかん!
ピーター・スピア
こんな一冊
私たちの暮らしの音、外の世界の音。世界はこんなにいろんな音で溢れているんだね。この絵本を読むと、お外はまるでサーカスのように賑やか。音の鳴り方だって、丸かったり直線だったり、ガクガクしていたり。どんな音が鳴り響いているのか、イメージが膨らんでいく。
絵と音だけで構成されている、擬音語辞典のようなこの絵本。言葉を覚える前の子供たちから、たまたま手に取った大人まで、夢中になってしまうこと間違いなし、そんな一冊。
感想
手に取ったら一気に引き込まれた。ごはんを作る音、楽器の音、車の音。声に出して読みたくなった。なるほどこういう表現をするのか、いや、こっちの方がしっくりくるんじゃないか、と擬音の世界にどっぷり浸った。
言葉を覚える前の子供がこの本を読んでもらったら、いろんな擬音を聞いて、覚えて、話して、この世界に溢れる音に、独自の目線で名前をつけてくれそうだ。
絵本を開いたら綺麗な絵に溢れていて、色づかいもタッチもすごく好き。擬音の表現と絵を見ると、その光景を目の前で見て、聞いて、匂いまで感じられそう!わくわくが止まらない絵本。
P.S.
親しい人と、子供の頃に好きだった絵本の話になり、そのときに知った一冊。図書館の児童書コーナーの一角、プレイスペースで小さな子供たちに紛れながら読んだ。
絵本の世界に没頭するのは、子供も大人も変わらない。絵本を見つめる私の目も、子供たちのように無垢であっただろう。…ちょっとおこがましいか。

