足引きの 山鳥の尾の しだり尾の

ながながし夜を ひとりかもねむ


               柿本人麻呂


長男が学校で百人一首に取り組んでいまして、今日覚えた句がこちらですスティッチ2

毎日1,2句覚えていくようです(大丈夫か?)・・・・


意味:山鳥の長くたれさがった尾のように、夜は長い。この長い夜を、私は一人でさびしく寝るのでしょうか。


一人で眠るとさびしくて、夜がいっそう長く感じられるものです。作者は、本当は恋人と一緒に過ごしたかったけれど、はなればなれに眠るしかなかったのでしょう。秋の静かな夜に、恋人を思って過ごす、男性の切ない気持ちが詠まれています。

山鳥はキジの仲間の鳥で、オスには長い尾があります。オスの尾は40~90センチメートルもの長さがあります。

この歌では、山鳥の尾の長さと、夜の長さとを重ねて表現しています。

山鳥のオスとメスは、昼間は一緒でも、夜には別々の場所で眠ると考えられていました。このことから、恋人と離れて一人で眠る寂しさを表現する時に良く用いられました。山鳥は日本だけに生息する鳥で九州、四国、本州の山に住んでいます。


柿本人麻呂:?~?年。奈良時代の代表的な歌人。平安時代以降、歌の神様として崇められた。くわしい経歴は不明。