元旦の地震で始まった2024年。

私にとっても辛くて長くて苦しい一年がもうすぐ終わる。

去年の大みそかは、新しい年がこんな年になるなんて想像もしていなかった。

2024年3月、夫は私を残して天国へ行き、私はリタイアした後も住み続けようと夫と話していた賃貸を思いがけず10月に、退去した。

 

たくさんの思い出を捨てた。

あの家で4人の子育てをして、たくさんのお客さんを迎え、二人で悩み、二人で笑い、そして最後の夫の闘病を支えて一緒に泣いた家だった。

 

もうあそこには二度と戻れない。

退去日には子供たちと一緒に「ありがとう」と言ってあの家を見送り、たくさん泣いた。そして長女夫婦との新しい暮らしが始まった。

 

今年の年末はおせちを作らない。

年末に次女を出産して産院に入院したり、胸膜炎で緊急入院したまま病院で年を越した、その2回以外は結婚前からずーっと作り続けてきたおせちを作らない年末。

 

毎年このころになると栗の瓶詰を買ったりカズノコやかまぼこなど材料をそろえるために何度かに分けて買い出しをしていたのに、今年はしない。

 

子供たちと年明け早々、二日からホテルに泊まりに行こうという企画になって、おせちは作らなくてもいいといってくれたので、年末はのんびりしている。

突然夫が亡くなって、私の老後は何もかもが変わった。

 

それでも、新しい年はやってくる。

私の涙も悲しみも関係なく新しい年はやってくる。

そして今はそれが、何となく救いのような気がする。

 

皆様、今年一年お付き合いくださり、たくさんの励まし、慰めをありがとうございました。